四谷大塚が主催する全国統一小学生テストは毎年2回6月と11月に開催されます。
全国でも最大規模のこの模試では試験後に見直し勉強会や解説動画が公開されるなど、テストを受けっぱなしにせずにテスト後の子どもの勉強に活かせる無料プログラムも充実しています。
どのようなものがあるのかをご紹介します。
ポイント1.見直し勉強会に参加しよう!
全国統一小学生テストの試験会場に子どもを送っていくと、6月なら夏期講習、11月なら冬期講習などの案内と一緒にテストの見直し勉強会の申込書が配布されます。
見直し勉強会の日程は結果発表の前のテスト後1~2週間の間に数回設定されることが多くなっています。
事前の対策講座と同様に、この見直し勉強会も無料ということでまだ本格的に塾通いを始めていない1~3年生の申し込みはすぐに埋まってしまう校舎もあるので、全国統一小学生テスト当時に申し込みをしてしまうのがおすすめです。
ポイント2.解説動画を見よう!
試験終了後、見直し勉強会に参加ができない場合も大丈夫。WEB上で解説動画が公開されます。この動画の公開期間は約1週間。見直し勉強会は親子で参加をすることができませんが、動画は自宅で親子で見ることができます。
解説を親子で一緒に聞くことができるので、問題に対してどのような解説があれば子どもは理解がしやすいのか、また解説を子どもが理解をできているのかなどを知ることができる機会にもなります。
ポイント3.模試後、問題に3回触れるスケジュールを組もう!
全国統一小学生テストは無料の模試であるだけでなく、見直し勉強会や無料の解説動画の公開などフォローも充実しています。また最大規模の全国模試であるため、中学受験を目指す子どもも目指さない子どもも受験をしています。
問題構成は、簡単な計算問題から子どもたちが初めて出会う難問まで含まれるボリュームの大きな構成で、どのようなレベルの子どもであってもその子の課題を模試の結果から見つけやすい出題がされています。
可能であれば以下のように3回ほど問題に触れる機会をもつのもいいですね。
1,試験当日にとき直す
試験当日に親子で一緒にとき直し、テスト中に子どもが考えたことを再現する時間を持つことで記憶が鮮やかなうちにテスト中の子どもの実際の様子を親子で確認することができます。
2,見直し勉強会後ににとき直す
見直し勉強会では比較的簡単な問題を中心に特に重要な問題の解説が行われます。少しだけ時間をおいて授業を受けることで、その問題についての新たな視点や気付きを子どもがえる機会となります。
3,次の全国統一小学生テストの前にとき直す
全国統一小学生テストは小学1年生から6年生まで年に2回行われる大規模模試です。試験の傾向も小学1年生から6年生まで一貫したものがあります。
一度テストを受けるとほぼ半年後、必ず次の模試があるのでそのタイミングで再度解き直すことで子どもが模試でおこしやすい間違いや難しいと感じる点をフォローしていくことができます。