毎週の塾のテストで漢字を満点にしておきたい。中学受験生を持つ母の願いですよね。最近娘がやり出した漢字のノートの使い方が、勉強をする時の悩みを解決してくれた上に効率が良かったので紹介します。
これまでの漢字学習方法と悩み
塾では毎週3ページ前後の漢字の宿題が出ます。この範囲と語句や文法に関する小テストが毎回の授業中に行われます。
読みと書きと合わせて30個ほど。最初から書けるものと書けないものが入り乱れており、最初に書けなかったものに印をつけて練習して授業までにマスターすることを繰り返していたのですが、今一つのうまくノートを使い切れていない感覚がありました。
過去のノートを見返すだけだと、最初に書いたときに間違えたのか、間違い直しをやったのかやっていないのかが、ノートだけでわからないのが本当にストレスです。
そんな中でやり始めたのが次の方法です。
STEP1.ノートのマス数に合わせて、ノートを区切る
漢字の問題は2字の熟語か、送り仮名を使って3~4字を書くということがほとんどのため、ノートの縦のマスの数を4マス程度で区切ります。
4マス程度で区切るのは、漢字の問題の文字数が上の写真のようなものが多いためです。
ちなみに上の写真はサピックスの「漢字の要 マスターブック1」です。新小6コースが始まる前の保護者会で、ゴールデンウィークまでにある程度終わらせておきたいものとして指示がありました。
「漢字の要」はステップ3まで3冊組ですが、最低限のステップ1を完成させることが大事だというコメントもありました。
STEP2.ノートの下部もしくは左に漢字の練習スペースを作る
STEP1でノートの下部にマス目が余れば、ノートの下部に間違えた漢字の練習スペースを作ります。余らないときにはノートの左側に練習スペースを作ります。
上の写真は150マス、下の写真は84マスの場合のものです。
学年やノートによって変えるのがおすすめです。
この方法を始めたのが我が家の場合は長女が小6になる直前だったため、娘は自分でこの方法にノートを区切ってから勉強をはじめていますが、小学1年生などの場合は、親御さんがノートに線を入れてあげてもいいかもしれません。
STEP3.子供が問題を見ながら漢字を書く
用意ができたら、テキストを見ながら子供が問題を解きます。
すぐに漢字を書き始めるのが苦痛でも、ノートに線をひくうちに気持ちが勉強に向かうということもあるようです。
STEP4.子供が赤鉛筆でフリガナをふる
漢字の読みは以外と気がづかないうちに間違えて覚えていることも多いので、書いた漢字に赤鉛筆でフリガナを子供がふります。
親は問題を見て答えを見ない場合に、フリガナをふってあると子供の覚え違いを発見しやすいこともあり、利点でした。
STEP5.親がチェックする
漢字の練習が終わったノートを親がチェックします。
どういうところをチェックするべきなのか、子供自身はわかっていないことも多いので、このときにどこが見られるのかを何度も何度も伝えます。
STEP6.子供が間違い直しをする
STEP2 で作った間違い直しをするスペースに、間違いの練習をします。
このノートの使い方をすると、見開きもしくはノートの片方のページで何を間違えて何をどう練習したのかが一目でわかるので、後で復習するときに便利です。
STEP7.間違ったテーマに合わせてカードを作ってファイルする
中学受験の勉強では算数などで間違いノートの作成が勧められますが、漢字では大き目の単語帳でテーマに分けてファイルをしました。
- 熟語
- 四字熟語
- 当て字
- 苦手な形
とにかく国語が苦手な我が家の娘なので、漢字は丁寧にやり切ったというところまで本人の納得をもっていくためにもこの方法が有益でした、
余談ですが、、、ノートカスタマイズの算数での例
上の写真は小3の女の子の毎日10問の計算と1行問題に取り組む課題です。写真のように計算式を書く部分とやり直しをする部分が区切られたノートが販売されていて、解答欄と計算欄、右下にやり直しようという項目があり、低学年の場合はとても使いやすいです。
4,5年生になると、こんな風にノートを分けるようにしたのも使いやすかったので、ノートを開くだけで課題が明確になるというのは、親子ともにいいものかもしれません。
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