中学受験を目指す小学3年生からの家庭学習で必要なことは何でしょう? 親子で楽しく取り組んでいくために必要なことをご紹介します。
小3の家庭学習を成功させるためのパパ&ママの3つのポイント
編集部では、以下の3つのポイントについて、親子で家庭学習に楽しく効率よく取り組める方法をご紹介します。
- 理解の穴や間違いやすいポイントを放置しない仕組み
- 学習習慣をつけ、毎日取り組んでいる自分に達成感や満足感を感じる仕組み
- 時間内に集中して取り組める仕組み
1 間違えた問題を復習できる仕組み←理解の穴や間違いやすいポイントを放置しないため
間違えた問題を反復学習するために必要なのは、間違えた問題をストックし時間をおいて何度も取り組むこと。
そのための方法は以下の3つです。
- 問題集を2冊購入する
- コピーした問題に解答を書き込む
- ノートに書く
問題集を二冊用意する
問題集を2冊用意し、一冊は書き込み用、一冊は間違いをチェックするためのものとして使用します。
- メリット:まとまった一冊の問題集に間違いをストックできる
- 問題点:繰り返すたびに新しい問題集の購入の必要がある
コピーした問題に解答を書き込む
問題をするたびに問題集をコピーし、コピーに解答を行い、問題集は出来なかったり不安があった問題をチェックするために使用します。
- メリット:まとまった一冊の問題集に間違いをストックできる
- 問題点:コピーする手間がかかる。コピーした問題の整理の必要がある
ノートに書く
問題集をみながらノートに解答を書き、問題集はできなかったり不安がある問題をチェックするために使用します。
- メリット:まとまった一冊の問題集に間違いをストックできる
- 問題点:小学3年生の場合、問題集を見ながらノートに書く作業自体に慣れるまでストレスがかかる場合がある。
どの方法が一番いいかは子どもの成長や家庭により違います。いろいろ試してみながら、ぴったりの方法を見つけていきましょう。
2 毎日の取り組みが目に見える仕組み←学習習慣をつけるため
小学3年生は学習習慣をつけるのに最も大切な時期の1つです。
自分が取り組んだことを子ども自身が認め自信につなげていけるように、表を作ってできたらシールを貼る、ハンコを押す、蛍光ペンで印をつけていくなどの仕組み作りが有効です。
3 時間を計って取り組む←時間内に集中して取り組む力をつけるため
小学3年生になると少しずつ時間を意識して取り組むことができるようになります。
また一方で、時間を意識しないで取り組む癖だけがついてしまうと模試やテストで時間内に集中して力を出し切ることが子どもに苦痛になりかねません。
少しずつ時間を自分で区切って取り組むトレーニングも家庭学習で取り入れていくといいですね。