「知識ゼロからの中学受験」編集部のOです。小学1年生と小学3年生の姉妹のいる我が家も少しずつ中学受験モードに入ってきました。というわけで、本当に知識ゼロからの中学受験の記録を不定期でお届けします。
わからない問題の答えを子どもが写していたら?
毎朝学校に行く前に小3の長女は算数の1行問題と漢字の勉強をしてから学校にいくことになっています。いつものように勉強しているなーと思いながら見ていると、何と答えを写しているところを目撃してしまいました。
こういう時、親はどうするといいのだろうか? と、考える間ももなく、
「なにやってるの!」
「わからない問題を汚い字で写すっていうことは、汚く字をかく練習をしてるってことなの?」
と、激怒してしまいました。
こういう時に、親の怒りに火がつくと残念ながらなかなか自分でも鎮火ができないもの。朝から怒っているのが止まらなくなるので、
「もうイイからご飯食べて学校に行きなさい!
学童でお勉強するときに、今日はわからない問題をどうするか作文書いてきて!」
と、怒りながら朝ごはんを食べさせて送り出しました。
子どもが自分で出した結論は?
今日は父親のお迎えだったため夕方会社に電話してきた長女に、
「わからない問題どうするか作文を書いたの?」と聞くと
「書いたよー」
と、自信満々でいうので帰宅してみると、書いてあったのがこちら。
「ママへ、
きょうは四谷大塚の国語のきょうかしょの漢字のところで答えをみてしまってごめんなさい。
それにはわけがあります。
それは答えがわからなかったからです。
これからはやりません。
おやすみなさい。」
微笑ましい手紙なんですが夫婦でがっくり。
わからない問題をどうするのか? について親子で話した結論は?
これを見て、まだまだ、わからない問題をどうしたらいいのか?などまでは考えが至るところまでは成長していないのだろうなーと、思いながら、
「ママが書いてほしかったテーマとはちょっと違うかも」というと、
父親が入ってきて
「パパは、復習はとても大事だっていつも言っているじゃない」といいます。
「復習?」と、長女。復習という言葉の意味がわからなかったようです。
そこで親子で「復習」という言葉を調べて、
「なるほど」と少し納得に近づいていく長女。
「天才じゃないんだから、出てくる問題全部わかるってことはなかなかないよ。
わからないのは、わからないでいいからどうやって答えを調べるか?ということと、
わからなかった問題をどうやってわかるように何度もやる仕組みを作るか?
ってことが大事なんだよ」
と、言いながら父親が自分の英語の問題集とスケジュール帳と長女に見せました。
パパのノートは復習するところがわかりやすい!
父親が自分の勉強の方法を見せたことは長女にとってとても素直に話しを聞けるきっかけとなったようです。
というわけで本日めでたく決まった復習スケジュールは以下のようになりました。
- 朝の勉強でわからなかったところに印をつけて答えを写す
- 夕方自宅に帰ってからもう一度考える
- 土日にもう一度見直す
- 大きな模試の前に見直す
本当にこの通りにできるといいのですが。
1週間ぐらいしか続かないだろうなとは思いますが、こういった話し合いを重ねていきながら勉強と向き合う年齢になってきたのかもしれません。