【予定 できたら○ やらなかったら×】
午前中
○分散登校の家庭学習の日 朝起きられた
○公文
○漢字
○算数 基礎トレ 途中
×社会 宿題
午後
✕算数 基礎トレ 残り
○社会 コアプラス
✕バレエ(無断おやすみ3日目)
○理科 コアプラス
○理科 続き
○社会 問題
夕食後
○学校の宿題
✕理科 間違い直し
✕社会 間違い直し
✕算数 宿題
なんとなく午前中は○が並んで勉強がスムーズにすすんでバレエに行って小5が大喜びという日になりそうな気がしていたけれど違った。
午前中は公文→漢字→基礎トレまで行ったところで詰まって椅子の上に正座をして、手足は床におろしてお尻を突き上げた格好で勉強用の椅子でくるくる回って、「基礎トレ、、、」「基礎トレ、、、気持ちがのらない」とつぶやいている時間が一番長かった。
お昼前の11時ごろからお昼を食べて17時まで8時間こういう様子をただ見て何度も「ほら、やる時間だよ」と声をかけ続けることを仕事の合間にしていた。本当にツライ。
途中逃避してやっていたのは、
・窓のサンに座って外を見ながら漫画を読む
・トイレに閉じこもって漫画を読む
・リビングのテーブルの下で寝ながら百科事典を読む
今日こうなったのは9月の基礎トレの2週目の初日だったため基礎トレが難しいから。
何が難しいって、裏テーマは「分配法則の反対側ですか?」 というぐらい9月の2週目の基礎トレは分配法則が正確にわかっていないととけない式を使う問題ばかりだった。
16×■+16×△を 16(■+△)にはできる。
16(■+△) を見て 16×■+16×△ にするのは全然ピンとこない様子で、10問中7問で詰まると心が辛くなってしまう様子。
次はこれか_| ̄|○
ゴロゴロしている子どもに夫が「お前またかよ。見てるだけでこっちの具合が悪くなってくるよ」と声をかけたりすると、アタマの中で「あなたが甘やかしてばっかりいるからこの子がこんななんだろう!!!」と自動変換されて怒られているような気持ちになり、本当にメンタルを病むという心持になる。
午前中は仕事の休憩時間に間違えたのを一緒に見たけれど、一瞬でこれはいけるぞという解説もできず「ママもさ、もうちょっとどうしたらわかりやすかなって考えてみるから、先に明日の社会と理科終わらせようか」ととにかく先へ進めるように言ったけど、基礎トレのいらいらからの逃避とゴロゴロは7時間止まらなかった。
理科と社会は明日が授業だから、授業前のテストに合わせてしっかり復習しておかないといけない。土日にまとめてできないときついなー。
結局、16時ごろからは、断固としてお昼寝に入る状態になり、こちらも見ているのも辛くなり小学校に電話をして、分散登校中だけれど、毎日登校させてもいいかを聞いてみた。
「保護者が仕事で止む終えない場合は学校に相談してください」と分散登校のプリントに書いてあったため。遅刻をしながらでも学校に行けば、寝てるよりはいいだろうと、一応電話をしてみたところ、やはりだめだった。
「保護者が入院している子をうけいれてはいいるけれど5年生で毎日来ている子は一人もいません」
「私も毎日フルタイムで仕事をしているのですが、だめでしょうか?」
「だめですね」
「学校では頑張っていますよ」
「そもそもお家は休むところですからね」
「明日からの分散登校のときの宿題は、1時間で終わるものではなくて、1時間目に当たる時間は○○をしようと、言うように指示することになっているのできっと大丈夫ですよ」
少しだけ、そばでみているのが苦しいと相談をしたけれど、先生には関係がないことなのに申し訳なかったという気持ちにもなるし、なんでこんなことにまたなっているんだろう? という気持ちもなって変な風に電話は終わった。
学校に電話したあと、床の上でゴロゴロして「猫ちゃ~ん。あなたはいいわね~」と言っている小5の子どもをヨイショと起こして「がんばるぞー!えいえいおー!」と言いながら声をかけていると今度は泣けてくるというか、本気で泣いてしまった。
「ママは自分のチカラで生きられるようになるように応援したいんだよー。おいおい(;O;)」と泣きながら起こすと、2分後には冷静な自分が降りてきて今度は人が変わったように冷静になっている。悲しくて少し気持ちが高ぶっても前はもう少し長く気持ちがふさいでいたけど最近は数分でもとに戻る。
「最近見てて思ったんだけど、あなたが自分でもだめな状況だな~という気分のときに、ママがついネガティブなことを言いそうになる気配を感じるとともう『逃げるよ~』ってなっちゃうように見える。最近観察して、ママも少しずつ気づいて調整してるんだけど。どう? 何が嫌とか、これは気分転換に効くとか、一個一個見つけていこうよ」
「このお耳をふさいでいる手をママの手が代わりにするよ。手を離せる?」
命令口調の気配や断定口調の気配を徹底的に止めて、手探りで声をかけていくイメージを自分に言い聞かせると少しはましな結果になることが多い。
「お姉ちゃんは、嫌になるとお風呂に入って音楽聞いて勉強してるじゃない? あなたもお顔をタオルで拭いて髪の毛を結び直すと気持ちがよくなるような気がしない? そういうのも一つひとつ見つけていこうよ」
「まずは、気分変えるのにシャワー浴びてみない? ドライヤーをかけてあげるよ」
このあたりから、少しずついつもの様子に戻ってきたのを感じた。
中学受験は子どもの心がなかなかおいついていかなくて本当に難しい。
心は追いついていかないのに、「じゃあ辞めちゃう?」と安易に提案しても子どもの方もひくにひけなくなっているから、簡単に逃げることもできない。
この子が生後6ヶ月の頃から保育園にあずけてフルタイムで働いている。私も自分なりに丁寧にやってきたつもりだけど、どちらかといえばやはり2歳上の姉に手がかかった印象があって、この子の愛情のコップの中身は突然穴が開いて中身がなくなってしまって、それを今あふれんばかりに入れてその間に穴が少しずつ埋まっているところを頭でイメージしている。
自分が何をやっているか、自分と小5の次女の間に今何が起こっているか、イメージでもしていないとこっちの心があぶない。
イメージはあたってるかもしれないけれど、あたっていないかもしれない。ただ、筋はわるくないんじゃないかという気持ちはしている。
今日は、最後にもう一度引きこもりそうになったところに塾から帰った中1姉が元気に励ましてくれて一緒に理科と社会の確認をしてくれたので、なんとかぎりぎり理科と社会の宿題を終えられた。
2年前はこの中1姉が今の小5と同じ感じで毎日何時間も泣いていた。子どもはゆっくり成長していく。
家族みんなが全力で応援してる。頑張ってほしい。
今日もいろいろあったな。