「知識ゼロからの中学受験」編集部のOです。小学2年生と小学4年生の姉妹のいる我が家も少しずつ中学受験モードに入ってきました。というわけで、本当に知識ゼロからの中学受験の記録を記録します。
「単位判定」の問題の苦手をどうするか? 先生に質問してみたら?
単位を判定する以下のようなタイプの問題を小4の長女も小2の次女も苦手としています。
単位を変換したり、単位を出したりする問題にはあまり苦手意識はありませんが、こちらは苦手です。
単位についての経験値と想像力が必要な問題のため、「あれっ? これ苦手なやつだ」とついつい考えることを少し放棄して適当に答えをいれてしまいます。
わいの弟(小2)の珍回答〜算数〜
単位を答えるやつ
トラックの長さ 4(mm)
プールの長さ 25(mm)
下敷の分厚さ 1(cm)
学校の校舎 10(mm)
足の大きさ 20(m)常識的感覚が無いのか(?)
— 朔夜👻 (@sakuyatannn___) 2018年12月5日
この問題について個人面談のときにどう子どもに教えたらいいのか先生に聞いてみました。
単位換算を得意にする方法とは?
先生は「この問題は大人が思う以上に子どもにとってはむずかしいのですよ」と言いながら、ポイントを教えてくださいました。
1.1平方センチメートル、1平方メートル、1a、1haの基本の大きさを知る
先生がおっしゃるには、1平方センチーメートル、1平方メートル、1a、 1haの基本の単位の大きさがどのぐらいなのか、何度も経験できるようにすることが大切だということ。
2.1で知った単位を想像しながら解答する
つぎに、1で経験した単位のいくつ分ぐらいか、を想定しながら答えること。
3.単位を経験できるグッズとは?
小2次女のサピックスの授業では、リットル、デシリットル、ミリリットルをお風呂で遊びながら体験できるようなグッズが配布されました。
サピックス小2で配布されたリットルとデシリットルのカップ。単位の体験学習大事!
昨日の学習相談でも、どれだけ体験させられるかが大切ですって切々ととかれる。 pic.twitter.com/YbW0H6TIKQ— 知識ゼロからの中学受験 (@kidsedujapan1) 2018年7月11日
また、私が教師資格をもつモンテッソーリ教育では、単位の理解に経験はかかせません。
1平方メートル以前に、1メートル、1センチ、1ミリの変換の時点から、廊下に大きさを知ることができる目盛りをつけたりすることもよく行われています。
幼児期を過ぎて、このあたりもかなりおろそかにしてきたかもしれません。
今日は12月31日。大掃除が完了しておせち料理作りも終わったら、単位を体験できる環境を廊下に作ってみようと考えています。