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「知識ゼロからの中学受験」編集部のOです。小学1年生と小学3年生の姉妹のいる我が家も少しずつ中学受験モードに入ってきました。というわけで、本当に知識ゼロからの中学受験の記録を不定期でお届けします。

涼しい顔でさらっと先取り、小3の塾の夏季講習とは?

これまで勉強は自宅で問題集や通信教育を使ってやってきましたが、今年は初めて夏期講習に通いました。選んだのは、横浜地区で展開するK塾です。

K塾の3年生向けのコースの説明に、総合的で本物の学力をつけるカリキュラムだという内容があり、その文章に書かれていたことに両親とも惹かれたためです。

また、3年生の夏季講習は前期5日+後期5日+実験教室5日という内容にもかかわらず2万円を切る価格設定も魅了でした。

夏休の第一週から通い始めて5日間。今日で全ての授業が終わりましたが、子どもに全くストレスを与えることなくさらっと先取りながら、入試問題まで落とし込んで取り組ませる進め方には驚きました。

小学3年生夏期講習算数前期(K塾の場合)

小学3年生の前期は大きな数のかけ算とわり算から線分図を使って解く問題が主に扱われていました。学校では大きな数のかけ算にはいりかけたところで、大きな数のわり算はまだ取り扱っていないようですが、大きく書き込める形式のプリントのために、説明を受けるとほとんどストレスなく取り組めたようです。

塾では学校で習っていようが習っていまいがそんなことは頓着せずにさらっと流して子どもにわかりやすくさらっと説明をしてどんどん先取りをすすめていく様子がわかりました。

また、線分図を書かないと解けない問題についても、線分図を書くことを子どもが納得するような問題を毎日解いていきます。

我が家の3年生は、線分図を書いて「考えるんだよ」と声をかけていても、「面倒くさい」と家庭学習の中では嫌がる傾向もあったのですが、前期の5日の授業の中で、最初は点線で書いた線分図を上からなぞる、次に線分図を書くフォームが作成しされている上から、自分で考えて線分図を書く。という工程を経ていくことで、「線分図を書くのが面倒」というこどもにも「線分図を書かないととけないじゃない」というところまでの納得を引き出してくれました。

このあたりは塾ならではの学習テクニックなのだろうと、親の方も非常に面白くみました。どの塾にどのタイミングで入れるかはもうすこし情報収集をしてから行いたいですが、教材の見え方や先生のスタンスも子どもにとっては成績を左右する重要な要素になりそうです。