「知識ゼロからの中学受験」編集部のOです。小学1年生と小学3年生の姉妹のいる我が家も少しずつ中学受験モードに入ってきました。というわけで、本当に知識ゼロからの中学受験の記録を不定期でお届けします。
「時こくと時間」って難しい!
ここ最近娘と取り組んでいる「最レベ問題集」の「時こくと時間」。ここで難しいのは、「時刻」と「時間」の言葉の理解かなと思っていたら違いました。
難しいポイント1 60進法、24進法、10進法の3つがある「時こくと時間」
「時こくと時間」でよく60進法、24進法、10進法の3つが出てくる点でした。
例えばこの問題。21日5分+23時59分筆算にすると下のようになります。
日 時 分
21 5
+ 23 59
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
60分=1時間 24時間=1日というのは十分わかっているようなのですが、タイミングによってはそこをどうしても忘れてしまったりということがおこって、なかなか完全にはできません。
小学3年生。だいたい頭でわかっている。ということと、わかったことを操作できるというのは、まだ少しへだたりがあるようです。
難しいポイント2 「時こくと時間」と「植木算」を組み合わせた問題
「時こくと時間」と「植木算」を組み合わせた問題も、難点がありました。
例えば、以下のような問題。
【問題】
おじいさんはのこぎりで木を1本きるのに6分間かかります。そして1本きるごとに3分間やすみます。
ある日、おじいさんは木を9本きるために9時30分から切り始めました。おじいさんが木を切りはじめてから、9本目を切り終わるまでに全部で何分かかりましたか?
この問題を解くときに本能的に図をかいて解こうとしていたのですが、結局余白の隅にちょこちょこっと書いたために、は9本の木を連続して切るのではなく、最初に4本、次に4本、最後に1本をきる場合を図に書いていました。
時間が一直線上にあることを考えると、下記の「一直線上に立っていて、両端にない場合の間の数:木の本数=木の間の数-1」を使って問題を解いていくことになるということはまだ理解が追いついていないようでした。
【植木算の3つのケース】
- 一直線上に立っていて、両端にもある場合の間の数:木の本数=木の間の数+1
- 一直線上に立っていて、両端にない場合の間の数:木の本数=木の間の数-1
- 円などの周りに立っている場合:木の本数の間の数=木の間の数
きちんと図をかく、単位の変換の正確な理解のためにできることは?
ここ2カ月、親子で少し難易度の高い問題に取り組んできて小3の時点で大切だとかんじているのが、単位の変換についての経験値をあげること。
また、きちんと図をかかなければ間違えたり情報を整理することができないことを本人にどうやったら納得させられるかということ。
この2点について、もう少し丁寧に調整をしていきたいと思っています。