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夏休みの漢字の課題は「漢字の要」が毎日のテスト範囲でした。

1回の範囲は1ページに15問の時は11ページ。1ページに30問の時は5ページ。1回の範囲を1日1回2日間。1回20問のテストを5分でやっているようです。

小6夏期講習の漢字テストとクラス昇降

夏休み前に1度か2度? あまり細かく見られていないので正確にはわかりませんが少なくとも1度はやっている範囲です。それでも2日に一度160個前後確認していくのは下位クラスの我が家にとってはなかなか苦しいものがありました。

夏休みは毎回の授業内の小テキストでや授業点の合計でクラスの昇降があり、ようやく本気になったのは最初の漢字テキストで50点代をとり、数回目に実際にクラスを昇降するお友達4人を目にしてからです。

クラス昇降に加味する漢字テストの点数は、80点以下はどんどんマイナスされていくので、比較的重視されていたのかなという印象がありました。

小6夏期講習の漢字テキスト対策の大変だったところ

夏休みの漢字テスト対策で辛いのは、普段のようにテスト範囲を1週間かけてマスターするのではなく、毎日テストがあること。毎日4時から9時まで塾があり、授業の翌日にはどの教科も確認テストがあるため、漢字だけに時間を割けない点です。

小6夏期講習の漢字テスト対策

少しずつ調整して落ち着いたスケジュールをメモしておきます。

(1)とにかく160個を書けるものと書けないものに分類

160個を超える漢字の確認で一番最初にやったのはどの漢字が書けて、どの漢字が書けないか仕分けすることでした。

とにかく一度は160個超を一度は書かなければいけないので、テスト範囲をコピーして書き込んで、だいたいのかたちが大人同士のやり取りで通じる漢字になっていればよしとしました。

コピーはB5サイズをA4に115倍に拡大コピーしました。拡大コピーして書き込む方法は佐藤ママこと佐藤良子さんの書籍に書かれている方法で、大きい方が子供に気持ち易しく見えるという点と、コピーすることでどの問題を取り組むかわかりやすいという点で採用していたと記憶しています。

長女が小4コースをスタートした時はこの方法をとっていましたが、ノートに書いて間違いを分析できる力をつけること、テキストを見てノートにやるという視点の俯瞰化という点で何度か先生方からご指摘をいただいて止めていましたが、最初の1回はとにかく分類と言う意味でコピーを再開しました。

実際にこの方法でさえも減らせたのは160→80個ほどです。

(2)間違いは2回ほど書くか見るしかできないと納得する

書けないとわかったものは練習するのですが、それでも80個ほどもあるので書くのは初見も入れてテストまでに2回と決めました。と言うか、2回しか書けない

普段の漢字テストはこの方法で書けなかったものは5回書いていたのですが、それはもう無理ということで、見るか書くかを2回するに落ち着きました。ー

(3)1日1回、テストまでに2回できるスケジュールを考える

夏期講習は国語と算数が毎日あります。そのためテストも毎日。5日に一度ほど1日休みの日がありますが、このできなさではそこでまとめてやるのは無理で

だったので主に以下のようなスケジュールで進みました。

1日目:
10時塾から帰宅 当日のテストの間違い直し 
新規のテスト範囲コピーに一度書き(160個を80個に減らす)書けなかった漢字を答えを見てコピーに書き込む

2日目:
塾に行く前に前日書けなかった80個をノートに1回書く
【★塾で漢字テスト1回目】
10時に塾から帰宅 当日の漢字テストの直し
②80個をノートに1回書く

3日目:
(前日にできなければ)塾に行く前に80個をノートに書く
【★塾で漢字テスト2回目】
10時に塾から帰宅 当日の漢字テストの直し
新規のテスト範囲コピーに一度書き(160個を80個に減らす)書けなかった漢字を答えを見てコピーに書き込む

小6夏期講習漢字テストの更なる壁に臨むときに必要だったもの

量も多くて大変でしたが、それ以外にもいくつか大変なことがありました。

(1)先生が採点するときの丁寧さへの素直さ

採点は先生がしてくださるときと隣同士でするときとありました。

先生が見てくださるときにはバランスはもとより、1画目と2画目の関係性まで細かく見ていただくので、えっこんなところまで? と、毎回ドキドキしながら確認します。

隣の席の子に採点してもらう時は逆に合っていてもバツになることもあり、そういう時は、「ここなんで間違っているか、何回(サピックスの漢字テキスト)サピ漢を見ても分からない」と何度もいうので、自分で質問教室に聞きに行くか漢字テストの直しを提出する時に質問のお手紙を挟んでおけば?」と言って解決しました。

ほかにも、隣の席同士でお互いの答案用紙を変えて丸つけをするときに、変えてくれないお友達も多いようで、また自分のは間違っていても丸をつけるのだと言うことも何度かありました。

これについては、娘の持ち帰ったテストをみても、近い答えは願いを込めて間違っていても思わず丸をつけ、提出する直前に良心と戦って、バツをつけているのだろうと推察できるような発言や解答用紙があるので、どの子もいろいろと大変なのだろうと思うと同時に、娘についてもいつ何があってもおかしくないなとなるべく引いて見守るようにしようとしています。

(2)単語ではなく文章でテスト直しの気合い

何度かテスト直しを提出する中で、途中漢字だけでなく、文章で直すように指示があり、これが大変でした。その分、小テストで絶対に間違いたくないという気持ちや、家でやるのは辛いから質問教室の待ち時間や帰りの電車などでやると少し気持ちが楽になるということも言っていました。

サピックスに相談の電話をすると必ず「子供の実力と目指す学校によって対応は全部違います」と言われます。確かにそうだろうなと思います。

我が家は下から数えた方が早いクラスで、夏休みには基礎をしっかりやる方針にしました。この、基礎というのも人によって違いそうなのでこれがおすすめの方法かどうかはわかりません。

とはいえ、自分であれば誰が何を目指して何をしたか具体的に知りたいので、記録しておきます。