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小6の夏期講習の後半から9月にかけてSNSなどでは過去問に取り組むコメントがたくさん見られて、慌てる気持ちが大きくありました。

普通は塾の指示で指定された過去問に取り組むようですが、基礎の定着が遅れている我が家の場合は前年の入試問題の抜粋が掲載されている「有名中」(国立私立 有名中学入試問題集 男子校・共学校編 )の算数をさらにばらして使うことをすすめられました。実際にやってみるとよかった点を紹介します。

「有名中」(国立私立 有名中学入試問題集 男子校・共学校編 )の算数をバラした方法と理由

「有名中」と短く呼ばれるのは、過去問を出版する声の教育社から出版されている「国立私立 有名中学入試問題集 男子校・共学校編」という電話帳のような問題集です。

サピックスではA問題、B問題の出題傾向別におすすめの学校が掲載された表が配られ、特に上位層のお子さんは積極的にこなしているようでした。
我が家の場合は8月前半の夏期講習では講習自体の復習を徹底してやった後に、「有名中」の算数の計算と1行問題(大問以外)だけを女子校、共学、男子校の順番にピックアップしてやる方法でした。

「有名中」の算数をバラしてよかったポイント(1)最難関校から標準校までひととおり触れた

実際には、有名中はおおまかに難関校から順番に収録されていますが、女子校の最初から計算と一行問題を抜き出して写真のように1ページに1問ずつ貼り付けて行いました。

難関校から中堅校へと順番にやるなかで、学校ごとの計算や1行問題のボリューム差、1行問題をどのぐらい調整して難易度を出したり減らしたりしているのか、なんとなく感じていくことができたのが、バラしてやったときの良かった点です

「有名中」の算数をバラしてよかったポイント(2)小問ばかりなので、好きな学校から短い時間にできる

こんな風に張り付けて1冊ですべてが完結するようにしておくと、5分時間があるというような場合にもさっと取り組めるものがあって助かりました。

「有名中」の算数をバラしてよかったポイント(3)9月からの本格的な過去問の導入になる

過去問対策はきちんとやらないと意味がないかもしれませんが、これをやった後は、「ママ、過去問をコピーして用意しておくの手伝ってほしい」と言われたので、うちの娘のように少し臆病な子供の場合は、こういった方法もいいのかもしれません。

「有名中」の算数をバラしてよかったポイント(4)小問と計算問題の課題に向き合うことができる

もともと計算と小問だけをやることをすすめられた理由は、塾の先生からの問題の文意を間違えてとったり、「トーナメント」「総当たり」「予算」などの少し聞きなれないワードが出てくる問題にしり込みしてしまったりする気持ちをトレーニングしましょうという提案からはじまったものでした。

塾のや模試の語順は取り間違えが極力ないようにねられているけれど、実際の入試はそういうところで意外と足をすくわれる可能性があるということでした。

娘を見ていてそういうところを感じることはよくあるので、なるほどと早速始めるうちに、複雑な計算に取り組むときの操作の課題にも自分から向き合う様子がみられるようになりました。

毎日一歩ずつ、一歩ずつという気持ちがします。

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