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吹田市立博物館」は、吹田市内の文化財をはじめ一般的に知られる道具や建物をモチーフにした無料のペーパークラフトをオンライン上で公開しています。博物館に行けば1種類限定で受付でもらえると公式サイトには記述されていました。

「ねずみ返し」も再現した本格的なペーパークラフト

今回はそのペーパークラフトの中から「高床倉庫」を作成した様子や必要な道具手順、かかった時間などを詳しく紹介します。

倉庫にネズミが入り込まないようにつけられた高床倉庫のポイント「ねずみ返し」もしっかり確認できる本格的なペーパークラフトで、夏休みや冬休み、春休みの自由研究としてもおすすめです。

「吹田市立博物館」紙で作れる文化財

記事の内容と作り方を約3分の動画でチェック

実際に作った様子を約3分の短い動画で紹介しています。ぜひチェックしてください。

所要時間約1時間/高床倉庫のペーパークラフト

製作時間は約1時間ほどかかりました。動画を見て頂くとわかりますが、大人の指の平よりも細かいパーツもあるので少し時間がかかります。

おすすめの年齢/高床倉庫のペーパークラフト

ハサミやカッターを使った細かい作業がどの程度できるかによって作れる年齢が異なります。印刷する紙がコピー用紙なのか、硬いケント紙なのかによっても難易度が変わります。

実際にやってみた印象としては小4にはかなり難しく、小6でも本気で取り組む必要がありました。難易度が高い分、真剣に集中して作業に没頭できるペーパークラフトでした。

用意するもの/高床倉庫のペーパークラフト

・ハサミ
・木工用ボンド(糊)
・カッター
・爪楊枝
・カッターボード
・印刷用の紙

ペーパークラフトの糊付けは糊よりも木工用ボンドの方がきれいに留められます。また小さな糊代にボンドや糊をつけるのには爪楊枝を使ってつけるのがおすすめです。

写真や動画では、コピー用紙に印刷をしましたが硬めのケント紙を使うと扱いやすくなります。

作り方/高床倉庫のペーパークラフト

ペーパークラフトをダウンロードすると個別の作り方が丁寧に紹介されています。ここでは一般的なペーパークラフトを作るときのおすすめの手順を紹介します。

ステップ1.ぺーパークラフトのルールを確認

どの線でどんな風に折るのか、どの線を切るのか、まずは確認をします。

ステップ2.大きなパーツに切り出す

最初から細かいパーツを切り出すのではなく、まずは大きく切り出します。

ステップ3.細かいパーツを切り出す

大きく切ったものから細かい部分を丁寧に切り出します。

ステップ4.全部切り出したら組み立てる

説明書を見ながら組み立てていきます。慣れてきたら、1つの手順の次の手順をイメージしながら、なぜこの順番になっているかを考えられるようになると、どんどん上達していきます。

失敗回復法! 切ってはいけないところを切ってしまったら?

ペーパークラフトを作っていると毎回何か失敗をしてしまいます。今回の製作では切ってはいけない糊代を切り落としてしまいました。

切り落とした糊代は裏に紙で補修をしてみるとうまくいきました。

失敗してしまっても何か挽回できる方法はないかな? と、考えてみると意外と方法が思い浮かぶものです。

作りながら楽しめるポイント/高床倉庫のペーパークラフト

高床倉庫のペーパークラフトを作りながら楽しめるポイントを紹介します。

大きさをイメージする

3次元の造形としてイメージする

弥生時代の人になったつもりになって考える

さらに学びを深める方法/高床倉庫のペーパークラフト

ペーパークラフトを作って興味がわいてきたら、参考文献を読んだり、動画を見たり、実際に高床倉庫を訪ねてみたりするとさらにイメージが深まります。

参考書籍をチェック!

高床倉庫が実際に使われていた時代を紹介する歴史漫画や解説本を読むとイメージが広がります。

動画をチェック!

NHK for Schoolのサイトには現存する高床倉庫の動画を見られるページがあります。YOUTUBEで「高床倉庫」「吉野ケ里遺跡」「登呂遺跡」などのワードで検索してみてもいいですね。

訪ねてみよう! 全国の高床倉庫

また、全国の歴史公園には実際の高床倉庫が見られるように整備しているところもあります。

このような場所に実際に行ってみるのもおすすめです。

「高床倉庫」のペーパークラフトの楽しみ方を紹介しました。「吹田市立博物館」のサイトにはほかにも「前方後円墳」「竪穴住居」などのペーパークラフトもあります。ぜひ挑戦してみてくださいね。

子供と楽しむ動画をチェック