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小学4年生クラスの2月最終週のテーマは「この服は植物?動物?石油?」。身の回りの繊維製品が何を原料にしてできているのか? その原料はどこからどのようにやってくるのか?について学びました。

1.天然素材を原料とする繊維

植物からできる麻織物、綿織物。動物からできる絹織物や毛織物。それぞれ何を材料にどのようにして加工されてせんいになるのか? 映像で体験できる素材をピックアップ!

「絹織物ができるまで」についての無料動画

秩父銘仙の工房を訪ねる小学生のニュース。一反の反物を作るのに3000個近いカイコの繭を使ったり、角度によって変わる反物の美しさを一緒に体験することができます。

映像名  【日本ニュース】伝統の絹織物「秩父銘仙」を小学生が学ぶ 埼玉
制作  YouTUBE

 

 

 

映像名 群馬県の産業 養蚕
制作  NHK for School

2.「石油を原料とする繊維」についての無料動画

身近な素材であるナイロンが石油由来の繊維であることが子どもには少し理解が難しい可能性があります。

そんなときに高校の化学で学ぶナイロンの合成実験を見てみるのもおすすめです。石油化学製品であるヘキサメチレンジアミンなどを使った実験です。

4分超と映像が長いので子どもがあきてしまう場合は、前半と後半だけを一緒に見てみるのもおすすめです。

映像名  ナイロンの合成
制作  科学技術館

3.「外国からやってくる原料」についての無料動画

ダイレクトにせんい工業関係の貿易についてではなく、日本という国の特徴から貿易を楽しく解き明かしてくれる番組。

映像名  日本の貿易とこれからの工業生産
制作  NHK

つまづきポイント:天然繊維よりも化学繊維が多く使われている理由は?

塾の授業や宿題の中で、子どもがなかなかピンとこないポイントが、天然繊維よりも化学繊維が多く使われているのはなぜか? という産業の構造に関わる問題。

社会について記述する問題を体験的な理解とともに身につけていくのは、知識を取り入れたり、映像を見たりするだけではなかなか身につきにくい点ですが、親子で感想を言い合ったりしながら、少しずつ見に付けていきたいポイントです。