ポイント1.昨年の秋から本格的に開発を始め、33名のチーム作成
でも、『シリウス模試』という評判のいいテストを作成している自分たちこそが、世の中の役に立ち、生徒や保護者の皆さんに受けてよかったと言ってもらえる新しいタイプのテストを作り上げるんだ!という、自負というか、自分たち自身に対するプレッシャーも手伝って、初志貫徹、ここまで来ることができました。」
ポイント2.開成教育グループだからこそできる記述式のテスト
ポイント3.「表現力」を問う問題とは?!
Q.従来型の問題
24cm×24cmの枠に、
このタイルを隙間なく
敷き詰めるとき、
タイルを何枚使いますか?
Q.表現力を問う問題
24cm×24cmの枠に、
このタイルを隙間なく
敷き詰めることができますか?
また、なぜそう考えたのかも
答えなさい。
ポイント4.全ての問題を記述にしない理由
前出の表現力を問う例題でも、四則演算はもちろん、最大公約数という「知識・技能」がなければ論じることはできません。今回開発したテストでも素材は約70%が従来型の問題を採用しています。しかし、実施後の解説及び添削では表面的な解法だけを説明するのではなく、大人になっても覚えている、本物の知識になるように本質理解を促しています。
詰め込み学習が批判されるのは、大人になったとき、全く何の役にも立たない情報を詰め込んでいるだけで終わっているからなのです。例えば「一問一答」という形式の設問がありますが、決まりきった聞き方をされるから、決まりきった答えしか覚えないし、課題の本質を理解しないまま「やり過ごす」方法だけを身につけることに終始するため、批判の的となるのです。
正しく身につけた「知識・技能」は、それを使って物事を説明することができ、知識に広がりが生まれます。「覚えた」=「完璧」ではそれ以上にも、それ以下にもなりません。しかし、「覚える」→「説明することができる」→「自分のモノになる」→「世界が広がる」となれば、勉強することは楽しいことになるはずなのです。
ポイント5.「陸橋」は書けないが「既読」は読める子どもが増える理由
子どもたちの手の中にはスマートフォンがあり、SNSを介してコミュケーションを取ることは珍しいことではなくなってきています。より、身近なものを吸収し、自分を表現するのに使うのは当たり前のことです。最近の子どもは語彙が少なくなった、論理的思考ができなくなったと「昔はよかった」と言い放つのは、実はとても自虐的なことなのです。
漢字の学習も覚えるだけにとどまらず、言葉の意味から社会的背景へ想像をはたらかせればおもしろく、覚える一助にもなるのではないでしょうか。
ポイント6.テストを受けた後のコミュニケーションも大切に
このテストを受験した人には、映像授業による解説を無料で開放します。映像授業を選んだのにも理由があります。何度も繰り返し見ることができること、そして、保護者の方も一緒に見ることができるように考えています。大人も学ぶ必要がある「表現力」とは、どんなものなか、一緒に解説映像を見ながら、コミュニケーションをとる機会になるように制作しています。
開成表現力トライアルテスト 概要
11/25(土) 小3〜6
受験料:無料
申し込み締め切り:11/15(水)詳細•申し込み方法など詳しくはホームページへ
http://www.kaisei-group.co.jp/seminar/event/904