中学受験塾に通いはじめた娘に、できることなら自分で自分の目標を定めて、それに向けて自分で勉強をすすめてほしいと思い、これまで何度も一緒にスケジュール表を一緒に作ってきました。
比較的よく取り組めたのは以下の3つのスケジュール管理方法です。
しかし、成績を見るとどれも成功したとは言えない状況のため、スケジュールをもっと娘に合ったものにカスタマイズしたいと調べていました。
子どもが自分で勉強したくなるスケジュールとは?
今回悩みながら作っているのがこちらのスケジュール表です。
約3週間でサピックスの復習テストの算数の範囲を3回まわせば、復習テストまでの対策は万全になると考えて、テスト範囲を3回にわけて取り組めるようにスケジュールを組んでいます。
1コマは30分前後で設定。
上記のスケジュールの前に下のツイートのようなスケジュールも作っていたのですが、やらなければいけないことを一覧化して、つぶしていくことはできても、子どもが自分で自発的に取り組むというところまではいけませんでした。
ワクワクするスケジュール表を作るぞ!
項目をチェックするスケジュール表より、
到達度が見えるスゴロクっぽいものを考えると、娘が攻略したくなって自分から取り組むんじゃないかな?と昨日から通勤の電車で構想を練ってる。
きっかけは@mentadaigo さんの書籍などhttps://t.co/KXwBmTYWB3 pic.twitter.com/zh5IHlQQyk
— 知識ゼロからの中学受験 (@kidsedujapan1) 2019年1月30日
そんななかで、子どもが自然と勉強し始めるスケジュール作成の方法を調べていて出会ったのがメンタリストDaigoさんのYOUTUBEでのコメントです。
これをもとにスケジュールを少しずつ変更しはじめました。
子どもが自分で勉強しはじめるスケジュール表のポイント
- 学んだことを記録できる(レコーディングできる)
- 指標が1つである
- 到達点までの距離が明確である
メンタリストDaigoさんのコメントのポイントは上記の3つです。
ポイント1 勉強内容を記録する
勉強のスケジュールすすめていく上で最も大切なことが、自分がたてた予定通り勉強をすすめていくということ。
スケジュール通りにこなしていく際にモチベーションになるのが、勉強の記録をとることなのだといいます。
少し前に流行った書籍「いつまでもデブと思うなよ」で提唱されているレコーディングダイエットの手法です。
勉強記録をとることで、子どもでも自分を自然と客観的に見ることができるようになるのだそうです。
このスケジュールでは、やった部分にハンコを押していくようにしました。
ポイント2 1つの指標ではかる
2つ目に大切なことが記録をする内容を1つに絞ることです。
最近流行のスタディプランナーなどでは、勉強時間を記録するだけでなく、勉強の項目をTODOリストで管理する、1日のタイムラインにスケジュールを入れていくなどいろいろな記録方法がありますが、大事なのは直接的でシンプルなものを1つにしぼって記録していくことだそう。
ダイエットの場合もカロリーや時間、体脂肪率などの様々な指標がありますが、関連があるからと3つすべてを記録するのではなく、この中の最も大切な指標にしぼって記録するほうが効果が高いそうです。
勉強スケジュールで記録していく項目は悩んだ結果、30分程度の勉強項目にしました。
ポイント3 到達点までの距離がわかる
メンタリストDaigoさんの放送の中でなるほどと思ったのが、自分が今どの位置にいて、目標までの距離がどのぐらいで、そこまでいくつの項目をこなしたら達成できるのかが、子どもでもひと目でわかるスケジュールをつくることが重要だという点でした。
これまで作ったスケジュールは、目標達成までの距離をいう点は全く検討していませんでした。
そのため、子どもには無味乾燥にみえたのかもしれません。
今回のスケジュールは3週間でテスト範囲を3回まわすことを目的としているので、1回こなすと1ステージ攻略し、復習テストまでに3~5のステージをクリアしていくイメージが見えるように階段状に配置しました。
娘は「わー!このスケジュールだとわかりやすい!」とはまだいいませんが、むしろこの女の子のイラストは前髪をあげている自分とは違う!と別の部分がきになったようですが、あと1週間ちょっとこのスケジュールですすめていければと考えています。