この記事にはプロモーションを含みます


二月の勝者 ー絶対合格の教室ー (4) (ビッグコミックス)

こんにちはモンテッソーリ教師のニコニコママです(@kidsedujapan1)。

発売されるやいなや中学受験を目指すファミリーの間で話題騒然となった漫画「2月の勝者の」4巻が発売になりました。

今回も、手に汗握るストリー展開と、今回も中学受験情報満載の中身を紹介します。

ネタバレ!「2月の勝者(4)」のあらすじとは?

1巻目から衝撃のストーリー展開に驚かされる本書ですが、「二月の勝者(4 )」でもさらに中学受験業界のリアルな内幕が赤裸々に描かれます。まずは、4巻の目次をチェック!

二月の勝者ー絶対合格の教室ー(4)目次
  • 第28講義 7月の事件
  • 第29講義 7月の挑発
  • 第30講義 7月の崩壊
  • 第31講義 7月の号泣
  • 第32講義 7月の反駁
  • 第33講義 7月の先輩
  • 第34講義 7月の憧れ
  • 第35講義 7月の勧誘
  • 第36講義 7月の秘密

 

今回のメインテーマは、小学6年生の夏休みに起こる子ども同士のそして、子どもと親のトラブル

また、ジャイアントキリング(番狂わせ)と呼ばれる偏差値58の壁を飛び越えてくる子どもの成長

中学受験生のママやパパが気になるポイントが満載です。

ネタバレ!?「2月の勝者(4)」を読んで驚いた!3つのポイント

4巻で描かれるのは、小学6年生の7月。中学受験の天王山直前の子どもたち。

天王山を前に必死で勉強に向き合う親子、そして塾の様子が必見です。

「2月の勝者(4)」4つのポイント
  1. 中学受験子どもに訪れるの子どもの不調のサイン
  2. 偏差値60以下を嫌う親におびえる子どもの気持ち
  3. 高校受験より中学受験のほうがフェアだと中学受験を選ぶ論理
  4. 中学受験塾と系列の個別指導塾の関係

「二月の勝者」を無料立ち読みでチェック!

ポイント1.中学受験子どもに訪れるの子どもの不調のサイン

今回も「二月の勝者」には、親が知らないリアルな中学受験データがいっぱい。

まず驚いたのは、中学受験を目指す子どもたちが塾で見せる不調のサイン。

  1. トイレでのおもらし
  2. 鼻血
  3. 顔色
  4. クラスでの取っ組み合いの喧嘩

6年生でおもらし⁉と少し驚きながら読みすすめると、授業の演習などの時間にトイレに行きたくなっても行きたいと言えずに我慢して授業が終わると急いでトイレに駆け込むものの間に合わずに塾のトイレでおもらしをしてしまうというケースだそう。

また、暑さはもちろん無意識に鼻をほじり鼻血を出す。授業中に顔色が悪くなり突然戻してしまう。

といったカラダの不調はもちろん、成績などをめぐって取っ組み合いの喧嘩にまで発展するといったこともストレスを感じている子どもたちの間ではおこりがちなようです。

ポイント2.偏差値60以下を嫌う親におびえる子どもの気持ち

4巻の中心は、お話の舞台である「桜花ゼミナール」でトップを走る男の子の家族。

小さなころカラダが弱かった息子が、学ぶことや知ることに興味を持ちどんどん伸びていく様子を見せるなかで、学力を伸ばしてやりたいと中学受験を目指すものの、中学受験になると偏差値に執着してしまう親が子どもを追い詰める様子を描いています。

親が子どもに期待しすぎるがゆえにテストのたびに偏差値に一喜一憂し、そんな親の反応に子どもが翻弄される様子は、中学受験生を持つ親としては読んでいるのが辛く、途中で辞めたくなる気持ちになるほど。

ただ一方で、「カタルシス」というか、中学受験生の親として、親の方に感情移入しながら読み進むことで、気持ちが浄化されて冷静に戻れるのも事実で、物語の強さを感じます。

ポイント3.高校受験より中学受験のほうがフェアだと中学受験を選ぶ論理

中学受験塾の申し込みや相談に行くと、必ずされるのが高校受験と中学受験の違いです。

私自身も中学受験のほうが高校受験よりフェアであることの理由として、ある個別指導塾の面談では、神奈川県の県立高校の偏差値表を示され、その上から1/8ほどに線をひき、「この線より上を受験するためには内申5以上が必要です」また、そこから数センチ下に線をひき「ここより上を受験するのには内心4以上が必要です。つまり内申3が1つでもあれば、県内のトップ校はまず無理となります」。

という説明を受けたことがありましたが、このあたりが徹底的に詳しく解説をされていました。

このあたり何度聞いてもぞわぞわする解説ですが、こういったことがさりげなく随所に差し込まれているため、中学受験生の親としてはついつい新刊が出る度に読み込んでしまいます。

ポイント4.中学受験塾と系列の個別指導塾の関係

最近の多くの中学受験塾は個別指導塾を併設し、またツイッターなどでは中学受験生の塾の学習のフォローをしてくれる家庭教師の方たちのアカウントも盛況です。

もともとお金がかかる中学受験ですが、そこにはさらに家庭教師や個別指導塾を併用した従量課金コースがあることを改めて感じます。

次回以降は、受験塾と個別指導を併用した子どものエピソードも描かれていく気配。ますます目が離せませんね。

二月の勝者(4)の評判と口コミ?

中学受験生のママもパパも先生も気になる「二月の勝者」。ツイッター上でも気になる、読まずにはいられないというコメントが多く聞かれます。

書名 二月の勝者 ー絶対合格の教室ー (4) (ビッグコミックス))
著者 高瀬 志帆
価格  596
版元 小学館 (2019/2/12)

ネタバレ!?無料立ち読み「2月の勝者(2)絶対合格の教室」( 高瀬 志帆著)読んで驚く中学受験の内情とあらすじ・口コミ

ネタバレ!?無料立ち読み!「2月の勝者(1)絶対合格の教室」( 高瀬 志帆著)読んで驚く中学受験の内情とあらすじ・口コミ

個別指導「プリバート」ってどんな塾? アリ派・ナシ派の口コミとパンフレットを読み込んでわかったこと

「二月の勝者」を無料立ち読みでチェック!

 高瀬 志帆さんの書籍の口コミと詳しい情報

おすすめ!中学受験の学習スケジュール作成方法!スマートゴール(SMART GOAL)を使おう

【ブックレビュー】塾歴社会ー日本を牛耳る2大塾「サピックス」「鉄緑会」の正体とは?(おおたとしまさ著)

【ブックレビュー】学年ビリがトップに!「『脳』と『心』に働きかける 集中力のある子の育て方」のおすすめポイントと口コミ