こんにちはモンテッソーリ教師のニコニコママです(@kidsedujapan1)。3歳からバレエを続けてきた子どもたちが、バレエの子役オーディションを受けることになりました。
「いつものレッスンと同じように受けたら大丈夫ですよ」と、先生には言われたのですが、やはり少し心配で先生にもう一度対策をお伺いした内容と先輩ママたちに教えていただいたことをまとめました。
- 舞台の上で行われる緊張
- その場でフリを覚えきる訓練
- 自信を持って踊る
舞台の上で行われる緊張

先輩のお姉さんたちに初めてのオーディションについて聞いてみると「舞台の上で行われたので緊張した!」「普段の教室のレッスンと違って舞台のライトにドキドキした」と言った声が聞かれました。
また、「先生たちがニコリともしないの。当たり前なんだけでど気持ちが引き締まった」という声も。
その場でフリを覚えきる訓練
先生方からは「オーディションの最初はバーレッスンです。その場でフリを指示されるので、しっかり聞いてその場で自分の力でやり切って欲しいですね」とのメッセージが。
自信を持って踊る
先生方からはさらに「今回のオーディションを提案したのは、基礎はしっかりしてきたけれど、どうしても自信がないところが見えてしまうところを克服して欲しいと思ったから」。例えば「自信を持ってやるなどのテーマを決めて受けるのもいいと思いますよ」とも言われました。
オーストラリアのバレエ団のバレエ学校で専属のメンタルトーレーナーとして活動しながらバレエの立ち方できてますか? (本気でうまくなりたい人のためのダンス解剖学教室)などの書籍も出されている佐藤愛さんのブログにはオーディションで自信をもって踊ることのポイントがスタンスであるという記事があります。
この前ヨーロッパから帰ってきた生徒が教えてくれた4段階オーディション。みんなでバーレッスン。センターからは1,2アンシェヌマン毎にどんどん落とされていく。最後のグランアレグロ(ジャンプ、脚上げ、回転)ができたのは8人だけ。
やっぱり立ち方をどうにかした方が、先に進めるチャンスが増えるということですね。
この記事を読むまで、オーディションとコンクールの違いにも気がづきませんでしたが、今回のオーディションは、演目で子役を決めるもの。
技を競うコンクールともまたポイントが違ってきそうです。
オーディション当日までの対策とポイントとは?
先生方や先輩たちに教えてもらった当日までの対策とは以下のようなもの。
- 当日まで普段のレッスンを更に丁寧に
- イメージトレーニングでバレエ漫画を
- イメージトレーニングでYOUTUBEを
- きれいなシニヨンと自信を持って踊れるレオタードを選ぶ
【対策1】当日まで普段のレッスンを更に丁寧に
今回の先生からのお話があったときに一番最初に質問をしたのが「当日までに何かしておくことはあるでしょうか?」という質問でした。
先生の答えは明快で「1回1回のレッスンをさらに集中して、何を言われているのか理解しながら取り組んでほしい」というもの。子どもたちは「頑張る!」「やりたい!」と一生懸命に先生のお話を聞いていました。
【対策2】イメージトレーニングでバレエ漫画を
絢爛たるグランドセーヌのシリーズや新書館からは世界で活躍する日本人バレリーナの子どもの頃から海外での生活までを漫画で紹介する作品が出ています。
絢爛たるグランドセーヌ 1 (チャンピオンREDコミックス)
絢爛たるグランドセーヌ 2 (チャンピオンREDコミックス)
バレリーナSHOKO 中村祥子、世界へのグラン・ジュテ (エトワール・コミックス)
プロのバレリーナになる前の子ども時代のページにはコンクールやオーディションシーンも登場するので、読んでおくだけでもイメージトレーニングができるかもしれません。
【対策3】イメージトレーニングでYOUTUBEを
普段からYOUTUBEでプロフェッショナルの舞台を自分たちで見ている子どもたちですが、これまで「バレエ オーディション」で自分で検索するということは経験がありませんでした。
こういった点は少しの声かけで子どもが自分から検索して調べて情報に触れることで主体的にオーディションという経験と向き合うきっかけになります。
【対策4】きれいなシニヨンと自信を持って踊れるレオタードを選ぶ
女の子なので当日シニヨンが決まっているかどうかは、恐らく気分にも影響をしてきます。頭と一体になったきれいなシニヨンで送り出したい! というママやパパはバレエ用品専門店チャコットや東京バレエ学校などがYOUTUBEにシニヨンの作り方n動画を載せていますので、必見です。
今回、小学4年の長女はアスリートっぽい体型がキレイに見えるようにきれいなブルーのレオタードを、小学2年生の次女は小柄でポニョポニョした顔と正反対の黒いレオタードを選ぼうと先生や先輩たちと相談しながら決めたようです。
上のアトリエヨシノのオーディション風景でもさまざまなレオタードで自分を表現するように選んでみなさん参加をされているようです。