最近、感度の高いママたちの間で話題の「バレットジャーナル(箇条書き手帳)」をご存知ですか?
「バレットジャーナル」は手帳を使って箇条書きと記号を活用して、タスクやスケジュール、メモなどを効率的に管理できる手帳術です。
バレットジャーナル(箇条書き手帳)とは?
「バレットジャーナル(箇条書き手帳)」の「バレット(ビュレット)」とは、箇条書きの先頭につける点「・」(Bullet Point)のこと。
アメリカで話題になり、2014年ごろから日本では少しずつ知られるようになってきた手帳の使い方です。
インスタグラムで「バレットジャーナル」とタグを検索すると、イラストやマスキングテープなどを使った素敵な画像と沢山出会うことができます。
このバレットジャーナルを究極にシンプルに、タスク管理に集中して行う方法をまとめた書籍が発売されました。著者は小学生と中学生の二児の母であるMarieさんです。
Marieさんのバレットジャーナル(箇条書き手帳)の3つのポイント!
書籍で紹介されているMarieさんのバレットジャーナルの「デイリーログ」の書きかたを見てみましょう。
ポイント1.その日日にやることや、予定、メモをまずは書き出す
その日の日付をタイトルとしてまずは書き込みます。そして、その日の予定やタスク、アイデアをできるだけ簡潔に、箇条書きで書き出します。
記録が少ない日があれば、ページの途中から次の日のログを続けて書き込んでもかまいません。逆に、書くことが多い日は、数ページにわたって一日のログを残すことができます。
「一日に書き込むスペースが制限されていない」のが、この手帳術の最大のメリットです。
デイリーログは、書く内容も限定しません。 1冊のノートに、記録しておきたいすべてを放り込めます。
たとえば、その日にあったこと、感じたこと、買い物や読書のメモに旅行の記録など、まさになんでもありです。
時系列で記録していく形なので、後でほしい情報を探すときに該当箇所を見つけやすいというメリットもあります。
ポイント2.「箇条書き」で書き出そう!
メモの基本は「箇条書き」です。
箇条書きの先頭につける記号(後述)により、パッと見ただけでその箇条書きが「タスク(やること)」「予定」「メモ」のうちのどれか、さらにはタスクが今どんな状態にあるかを区別することができます。
この記号によって、タスクやアイデアを時系列でそのまま書きこんでいったようなごった煮リストになっていても、探している情報がすぐに見つかり、「やるべきこと」のやり忘れを防げるようになるのです。
ポイント3.ひと目でわかる記号でリストを管理しよう!
箇条書きにしたタスクには、「キー」と呼ばれる記号を打ちます。
ルールは次のように明確なので、そのタスクのジャンル、重要度がひと目でわかるようになります。
● はじめに、タスクリスト(やることリスト)の頭に「・」を打つ。
● 完了したら、「・」に「×」を重ねる。
● 未完了のため次の日以降に移したら、「・」に「>」を重ねる。
● 特定の期日に実行するよう、スケジューリングが完了したら、「・」に「<」を重ねる。
例えば1日の中の使い方はこんな感じ。
朝6時。まず、今日やることをリストにします。
朝9時。やることを完了したら「タスク完了」の記号(×印)を書き入れます。
夜10時。その日にできなかったことは「次の日に移行」(>印)。
子どものスケジュール管理やママやパパのタスクを「バレットジャーナル」で一括管理!
中学受験生のパパやママは、仕事や子どもの勉強のスケジュール管理で毎日バタバタと忙しいですよね。
Marieさんのシンプルなバレットジャーナルで毎朝のタスクをチェックすると取りこぼしなく、毎日をすすめていくことができるかもしれません。
また、子ども自身にバレットジャーナルの書き方を教えて、毎朝自分自身でタスクやスケジュールを管理できるように伝えていくと、子ども自身も1日を主体的に過ごすことができるようになるかもしれません。
タイトル:「箇条書き手帳」でうまくいく はじめてのバレットジャーナル
- 定価:1400円(税抜)
- 発売日:2017.10.13
- 判型:四六判・ソフトカバー/200ページ
- ISBN:978-4-7993-2181-2
- 発行:ディスカヴァー・トゥエンティワン
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