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「知識ゼロからの中学受験」編集部のOです。小学5年生と小学3年生の姉妹のいる我が家も少しずつ中学受験モードに入ってきました。というわけで、本当に知識ゼロからの中学受験の記録を不定期でお届けします。

最近長女が「学校に行かない」ということが何度かありました。こんなときどうしたらいいの? 悩み中です。

小5女子が「学校に行かない」というとき


学校が大好きだった長女が最近「もう学校に行かない」ということが何度かありました。これには参りました。親の私も兄弟もこれまでそういう場面に遭遇したことがなかったので、こういう場面を前にするとどうしたらいいかわからなくなって、恥ずかしくも固まっってしまいました。

小5が「学校に行かない」と言った理由

長女が直近で「学校に行かない」と理由としてあげたのは、「学校に言っている間にママが塾のテキストを捨ててしまう」というもの。少し前には、「気分が乗らなくて学校に行きたくない」というのもありました。

小5女子が「学校に行かない」というとき


言われたときの私の対応はまずひるみつつ「えっ?」となり。
次に、「わかった! 学校に電話するよ」というもの。

これがよかったのかどうなのかわかりませんが、休むにせよ、遅刻するにせよ、時間通りに行かないのだから連絡しないと考えました。

娘のそばで学校に電話をすると出たのがたまたまスクールカウンセラーの先生でした。

私:「学校に行かないというのですが、すみません経験がなくてよくわからないのですが、このような場合どうしたらいいのでしょう?」
先生:「(冷静に)あっ、そうなんですね。私とお話するのも難しそうですか?」
娘:「(大声で)絶対行かない! 電話なんて出ない」
先生:「今日は専門のカウンセラーが来ませんが、専門カウンセラーがお話を聞くこともできますよ」
私:「お願いします!」
先生:「あまり目立たないように、中休みに少し声かけしてみますね。今日はまた状況が変わったらご連絡ください」

「学校に行かない」という小5女子が起き上がったきっかけ

女の子とはいえ小5にもまるとカラダも大きく親のほうでは無理やり連れて行ったり、起こしたりするのも難しいもので、本人に自分で起き上がっていくように方向づける以外の方法はないものです。

学校に電話をする前に「学校に行くのは”義務”だから」という声かけもしたのですが、”義務”という言葉は子どもには響く気配もありません。

このときは、「あなたが学校に行かないと、ママは会社に行けない。会社に行かないと塾のお勉強やバレエのレッスン代は出してあげられない。もう、ここ数ヶ月ママはこういうことがあるたびに遅刻をしたりしているから、もう次はないんだ。ママは20年以上やってきた大好きなお仕事だけれど、あなたにはかえられない。あなたが決めて」と思わず言ってしまいました。

そして、「すぐには起き上がれないかもしれないから、ママは向こうに行っているね。でも時間はお尻があるんだよ」と言ってその場を離れました。

これはこのときは娘に届いたようで、少しして「行く」と起き上がってきたので、そこから一緒に学校へ向かいました。

娘が自分の中に閉じこもろうとするとき

娘が「行かない」「行かない」となっているときは、あとで聞くともう何であんな風になったのかわからない。ということも多く、ぐっと視野や思考の範囲を狭めるように娘がが自分で自分の前にシャッターをおろすのが見えるように感じます。

そんなときに、目の前のこととは少し違う方向から考えを入れる。そうするとときどき気持ちや行動が変わることがあります。

私もそんなにできた親ではないので、ここまで追い込んでしまうことになっているのだろうと思います。今はもう本当にどうしたらいいかわからないということが起こることも多く、今日も1日なんとか乗り越えたいと毎日考えています。