#知育図鑑【実験】名人に聞いて挑戦！川で魚をたくさん捕る方法とコツ！　メダカ・川エビ・ゴイ・ヤゴなど！観察遊びに

暖かくなると川へピクニックやデイキャンプ、バーベキューに出かける機会も多くなります。せっかく川に行くからと網や水槽を持って張り切って出かけても意外と魚はとれませんでした。そんなことを繰り返して数回。子どもたちの通うサイエンスクラブの川遊びの会で魚とり名人に簡単なコツがあることを教えてもらい、家族で実際にやって実験をしてみた結果を報告します。

川魚・川エビ・昆虫など水辺の生き物を捕まえられない捕り方とは？

「あっ！パパ！　あそこに魚がいるよ！」「捕ってみようよ！」そんな会話が聞こえてきそうなこちらの写真。

なかなか川魚や川エビを捕まえられないとき、我が家はこのように川に入らずに捕ろうとしていました。ウォーターシューズを履いていたとしても、大抵はこのような方法からスタートをするのではないでしょうか。

「捕れないよ！」「おかしいな」と悩む我が家に魚とり名人が教えてくれた３か条と捕り方の３ステップを紹介します。

魚とり名人に聞いた魚の捕り方３か条

名人が教えてくれたポイントは以下の３点です。

この３つの中でも特に重要なのが３つ目の「水辺に生えている植物の根本を狙う」というもの。

魚捕り名人の魚捕りの方法を３ステップでチェック！

３つの方法をふまえた捕り方を具体的に紹介します。

ステップ１水辺に生えている植物の根本に魚捕り網を当てる

まず、水の中に入って水辺に生えている植物の根本に魚捕り網を当てます。

このとき、写真のように水面より低い水の中にある植物の根本に網を当てます。

ステップ２植物の根本を足で踏む

植物の根本に網を当てたたら、網の中へ植物の根本に隠れている小魚や川エビ、ヤゴなどの昆虫を全て落とすように数回植物の根本を踏みます。このとき裸足では足を怪我しますし、ビーチサンダルでは川へサンダルが流れて危険なためウォーターシューズや長靴を履いておくのがおすすめです。

ステップ３網の中に入ったものを確認する

足で踏むと網の中に小石や枯れ枝などと一緒に川魚や川エビ、ヤゴなどの昆虫が入っています。

泳いでいるのを見つけてそれを追って捕まえるのではなく、網の中に隠れている川辺の生き物を全部入れるつもりでやることで、思った以上にたくさんの生き物を捕まえることができます。

今回は、上記の3つの網を使ってそれぞれ20分ずつ家族で試してみました。

観察の結果　断トツによく捕れたのは上部が真っ直ぐになった網

この観察では１）の「魚釣り用に販売されている上部が真っ直ぐになった網」が最も多くの川辺の生き物を捕まえることができました。

２）と３）の100円ショップの網では1匹も捕まえることができませんでした。

２）の「虫取り網（100円ショップのもの）」は網の輪になった部分がグニャグニャとまがってしまうため、川辺の植物の根本に当てて足で踏もうとするとどうしてもうまくいかないためです。

また、１）の「持ち手30センチ程度の小さな網（100円ショップのもの）」は網が小さすぎて川辺の生き物が網の中に入らないためです。

親子で効率よくたくさんの川辺の生き物を捕まえるためには、「魚釣り用に販売されている上部が真っ直ぐになった網（2,000円前後）」を使って川辺の植物の根本をふみながら捕まえていくのがおすすめです。

思った以上に沢山の川辺の生き物が捕まえられますよ。

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