結局どの判定を見たらいいの? 何%の判定がでたら第一志望にできるの? と悩むのが模試の判定です。
私は今回が長女の中学受験なので、このあたりの肌感覚がわからなくて、自分の子供についてはどのように考えたらわからなくてかなりモヤモヤしました。
※書いているのは個人の体験と感想です
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【サピックス】20%きっちりまでは第一志望になりうる
通っているサピックスでは、合格力判定サピックスオープンの後に公開された解説動画では、第一志望は20%判定ぎりぎりまでは候補になりうるという表現がされていました。
50%は2人に1人、80%は5人に4人、20%は5人に1人は受かっているのです。ということで、動画を見ながら夫婦で「80%にならないと第一志望にできないかと思ってた!」と顔をみあわせました。夫などはこのあたりから、この話は俺知らないことを話していると、メモをあわててとりはじめたぐらいでした。
その後の面談でも第一志望を下げた方がいいのではないかと思っているということを先生に伝えると、「お子さんはどう思われていますか?」と聞いてくださって、娘が第一志望に挑戦したいと思っていることを伝えると、「完全に可能性がゼロというわけではないんです」とコメントされていたので、第一志望に関してはやはりこのあたりが統一見解なのかもしれません。
【四谷大塚・早稲田アカデミー】第一志望は50%偏差値、併願校は80%偏差値で見る
早稲田アカデミーでNNのフェリスコースの担当をされていたという方のYOUTUBEでは、四谷大塚のデータベースが紹介されていて、第一志望は50%が合格する偏差値で、併願校は80%が合格している偏差値で見るということが触れられていました。
第一志望は攻めて、併願校は安全策をとるというのはなるほどと、80%偏差値で偏差値5以上下の学校を入れているのは超安全策なのかなと夫と相談しました。
【2月の勝者】11月の時点では20〜50%判定が多い
リアルな状況設定で人気の漫画「2月の勝者」では11月の時点の模試でやはり20〜50%という数字が並び、別の章では、年明け前に第一志望に80%を出している子に教師が非常に強い危機感を抱く様子も描かれていて、このあたりの数字を誰がどう受け止めるかという点にも注意が必要なんだろうなと、改めて感じました。
【日経DUAL(西村則康先生)】逆転合格ゾーンは合格可能性21~50%
逆転合格ゾーンで伸び悩んでいる子の特徴
日経DUAL https://dual.nikkei.com/atcl/column/17/1111141/122500008/
① 子どもに集中力がない
② 解ける問題に限界がある
中学受験記事も多い日経DUALでは、長年家庭教師として子供たちを指導されている西村則康先生が、やはり21〜50%には逆転合格ゾーンが可能ではあるものの、あきらかに足りない点があり、それに対応できれば可能だということを強調されていました。
【伸学会】普通にやっていたら上がらない、じゃあ何をする?
「『やる気』を科学的に分析してわかった小学生の子が勉強にハマる方」などの著書がある伸学会のYOUTUBEでは、2月1日まで普通に塾の授業を受けていても20〜50%の子供が合格する可能性は低い。そこを変える可能性があるのが、過去問にどこまでコミットできるかだ。
という内容のものがありました。普段通っているサピックスでもとにかく過去問つぎにSS(サンデーサピックス)の過去問対策講座だとよく言われていることを思い出しました。
【櫻井信一さんの「下剋上受験」】サピックスの判定20%について書かれていたこと
「2月の勝者」では、受かる可能性がない子供でも偏差値20%の学校に突っこませることで、難関校への挑戦者を増やして、万が一の合格も合格数に入れていく塾の戦略が書かれていました。
塾と受講者の関係は若干の不信感がお互いにあることがあって、いろいろ思うところがあります。
塾の面談では同じ偏差値ぐらいの子の併願校を教えてくださいと何度も言っても教えてくれません。
結局は家族の選択なのだろうなと改めて感じるところがあります。
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