小学4年生12月のマンスリーテストが来週に迫ってきました。4年生としては年内最後のマンスリーテストとなり、このテストで冬期講習のクラスが決定します。
今回も「4年生年間学習法」を見直しながら、対策に取り掛かりたいとおもいます。
基礎点を確保して偏差値40→55まであげる方法【2月の勝者より】
マンスリーテスト小4算数(12月)の対策
マンスリーテストの予想問題を毎月公開している中学受験鉄人会のHPから今回も模擬テストをDL。
小5以上になるとYOUTUBEで模擬テストの解説も行っている個別指導系の塾もいくつか見られますが、小4ではここが唯一具体的な問題を提示してくれるところになります。
☆SAPIX 4年生 12月11日(火)マンスリーテスト算数予想問題を鉄人会ホームページに公開致しました!☆
円とおうぎ形で3.14計算を確実に行えるか、グラフの読み取りができているか、などがポイントとなるテストです。予想問題を通してチェックしてみましょう!https://t.co/i4O3M8mKHf pic.twitter.com/189SDt9kM9— 中学受験鉄人会 (@chugakujuken) 2018年12月4日
入塾した当時は、事前に対策問題をやることで、正確な学力が測れなくなるのではないか? なども考えましたが、我が家の場合は前日までにテキストを仕上げて、模擬テストで穴を探すという方向で一旦おちついています。
算数 | 円とおうぎ形 |
総合(25~28) | |
深さの変化 | |
グラフの読み取り方 |
小4・「円とおうぎ形」間違いやすいポイント
- 円の面積の求め方の成り立ちを理解し、身につける
- おうぎ形の面積の公式を身につける
- 円やおうぎ形を組み合わせた問題では、中心と半径に着目
→
疲れていたり、気持ちが乗っていないと、面積や円周の求め方の公式を混同したり、小数点の答えが出ると「ママ~! 答えは小数点でいいんだっけ?」と聞いてくることがよく見られました。
問題にあたる量が少ないのかな? 整数しか答えにならない場合と少数や分数でも答えになる場合がまだ腑に落ちてはいないのだなと感じますが、1つひとつこれは何を求めているから答えはどういうものが考えられるんだっけ? などと確認をすることで、少しずつこういった質問をすることも減ってきました。
3.14の計算にも大分なれてきましたが、ここは冬休みにかけてまだまだ調整は必要そうです。
3.14の計算をなるべく簡単にやるために、計算をまとめていくことも、なぜまちがったかを子どもが納得する時間をもつことで、無理やりやらせるという雰囲気がなくなってきたのはよかったなと感じています。
小4・「深さの変化」間違いやすいポイント
- 立方体や直方体を組み合わせた立体の体積の求め方ができる
- 容器に水を入れたり、容器に入れた水を移し替える問題、容器の中に石などを沈める問題の解き方を理解する
- 容器に棒を入れ一部が出ているっ問題で実際に水が入っている部分の底面積に着目できる
小4の深さの変化の問題を面積図として解くというのは親としてはびっくりな解法でした。
高さ
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|
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____面積_____
縦に高さを、底辺を辺の長さではなく面積でとらえて、高さの変化を見ていくことを子どもが説明する様子を見たときには驚きましたが、納得感を持って問題に取り組めているようです。
単位の換算も併せて確認を出来ていないと、正解までもっていけないものも多いので、立方センチメートルとリットル、ミリリットルの換算も確認が必要でした。
小4・「グラフの読み取り方」間違いやすいポイント
- 右肩上がりのグラフが何を表しているか理解する
- グラフが折れ曲がるところでは何が起こっているかを理解する
- グラフが平らになっているところでは何が起こっているかを理解する
5年生以降で速さや図形の点の移動による面積の変化などの前段階となるグラフの読み取り問題でした。
なにかの変化をグラフで表すということの意味が腑に落ちているようないないような。状況を理解できている問題はすぐに「わかった!」となり、状況把握が少し難し問題ではよく考えずに「わからない」という反応をすることがあったので、「できない問題はないよ~」と向き合う声掛けを何度もしたように思います。
マンスリーテスト小4社会(12月)の対策
マンスリー前の3週間は水産業をやっていたので、テスト範囲内の唯一の農業テーマが若干手薄になっており、思い出すのに少し時間が必要でした。
社会 | 外国との関係からみる日本の農業 |
日本の水産業①日本人は魚好き | |
日本の水産業②いろいろな漁業 | |
日本の水産業③魚を「育てる漁業」 |
サピックスの保護者会で言われた通り、毎日10分程度の赤シートと週に1回1時間程度のテキスト問題を今のままの方法で続けていても、成績が上がりそうな気配がないため、テキストの基本事項をストーリの中で確認できるように、テキストをコピーして書き込みができるシートを作成し、何度も確認を行いました。
漢字も間違えやすいものがいくつかありました。
- 英虞湾
- 宇和海
- 200カイリ漁業専管水域
など。
漁業の違いがなぜあるのか? 漁法の違いがなぜあるのか?などの基本的な知識の確認の質問は何度も何度もテキストをみずにしながら確認するとともに、変化のグラフを見て、何年にどのようなことが起こったから、この漁業が増えている、減っているといった確認にも力をいれました。
勉強する時間をとっても成績がいまひとつ上がらないことが、このあたりの方法でクリアできるといいのですが、今回もトライです。
小4・「外国との関係からみる日本の農業」間違いやすいポイント
- アメリカが世界の食料庫と呼ばれる理由
- 日本の食料自給率がひくいわけ
- 食料の輸入が増えることの利点と問題点
小4・「日本の水産業①日本人は魚好き」間違いやすいポイント
- 日本で漁業が盛んなわけ
- 潮目と大陸棚がよい漁場になるわけ
- 日本の主な漁港
小4・「日本の水産業②いろいろな漁業」間違いやすいポイント
- 漁業の種類とその特徴
- とる漁業の漁獲高が減少した理由
- 魚の種類による漁法のちがい
小4・「日本の水産業③魚を『育てる漁業』」間違いやすいポイント
- 養殖業と栽培漁業のち外
- 養殖業の盛んな地域
- 輸入される魚介類
マンスリーテスト小4理科(12月)の対策
これまでは、赤シートの音読による基本的な用語の確認や基礎知識の確認は本人にまかせ、テキストの問題で間違ったところを確認するようにしていましたが、テスト結果を見ていると、とにかく基礎的な理解ができていないなと感じることが多かったので、今回からは基礎知識の確認の方に親はかかわりました。
理科 | 見上げてごらん |
見下ろしてごらん | |
地球はまわる | |
まわる地球はまわる |
具体的には、赤シートの基礎知識の確認をコピーして書き込むことを確認しながら、各テーマについて「なぜ?」と何度も聞きながら理解をできているかを確認しました。
学習法のYOUTUBE動画を確認していたときに、理科や社会は小見出しになるテーマについて親が「なぜ?」と質問しながら理解を深めていくのが小4ぐらいの年齢では効果的だというコメントをみみにしていたので、それを実践した形です。
小4の塾は算数と理科
理科がぼろぼろな気配
太陽の動きは腹落ちしないと、
なんとなくでは点数がとれなさそう授業で扱わなかった図がわからないというので、
ノートに「先生に説明していただけるとわかるようです」と書いて、会社へ。
質問教室に本人行けるでしょうか?
頑張れ!
— 知識ゼロからの中学受験 (@kidsedujapan1) 2018年11月27日
とはいえ、地球の自転と公転と太陽の動きの関係は、今のところまだ全てがつながったというところまではいけませんでした。
断片断片はなんとなくわかった気がするというところから、つなげていくのが難しいです。
小4・「見上げてごらん~気象」間違いやすいポイント
- 雲のでき方を考えてみよう
- 四季の天気を調べよう
小4・「見下ろしてごらん~太陽②」間違いやすいポイント
- 昼と夜のちがいを考える
- 太陽の1日の変化を考える
小4・「地球はまわる~太陽③」間違いやすいポイント
- 夏と冬に違いを考える
- 太陽の1日の動きを理解する
小4・「まわる地球はまわる~太陽④」間違いやすいポイント
- 1日のさまざまな変化を調べる
- 1年のさまざまな変化を調べる