この記事にはプロモーションを含みます

【やってみた方法】
1.親自身の経験を話す
2.知っていると安心なことを伝える
3.このタイミングは困るという経験を伝える
4.おおぴらに話す
5.真剣に話す
6.あらゆることに個人差があることを話す
7.気持ちが楽になる生理用品は人によって違うことを伝える

小学校の子供を持つと避けて通れないのが生理(初潮・月経)について子供に伝えることです。おすすめの方法を7つ紹介します。

生理を子供に伝える方法1.親自身の経験を話す

生理(初潮・月経)については小3~小4ごろに公立小学校の授業でも扱われています。親が伝える前に子供は概略については知っている場合が多いようですが、どんな風に先生が教えてくれたのか聞いてみたものの、子供から聞くのは難しいものがありました。

それでもなんとなく「話しにくいことという印象」を子供が持っているような印象がありました。

そこで、「ママさ、最初になったとき、本当にびっくりして『嘘だ、嘘だ』ってなかったことにしようとしたけど駄目だったんだよね」と話し始めると、興味深々な様子になりました。

身近な大人の経験として伝えるのは授業とはまた違ったものとなり興味を持ちやすいようです。

生理を子供に伝える方法2.知っていると安心なことを伝える

子どもが最も興味を持ったのは、「最初は驚くことが多いから、知っているのと知らないのとでは随分気持ちが違うんだよ」ということ。

「嫌で面倒なことに感じるかもしれないけれど、準備をしていなくて一番困るのは、一人でいるときに突然始まることだよ」

「ママは塾に行く電車に一人で乗っているときに突然始まって、用意ができていないとどうしようかと不安になってパニックにならないように話して準備をしておきたいんだ」

「いつかはわからないけれど、『突然』という気持ちにならないことはないと思うよ」

このあたりから、子供の気持ちが少しずつ話に向かい始めました。

生理を子供に伝える方法3.このタイミングは困るという経験を伝える

例えば、プール、バレエ、体育、水泳、温泉。こんなときどうしようと思ってる? と聞くと「わからない」「何も考えていない」と答えます。

さらに「2月1日の入試の日の試験のときに突然起こったらどうする?」と聞くと「えっ!」と、さらに真剣な表情に。

「用意や心の準備をしておくと安心だけれど、考えておかないと困るよね」というと「うんうん。考える」と向き合う気持ちになったようでした。

生理を子供に伝える方法4.おおぴらに話す

生理(初潮・月経)の話は小6の長女とだけするつもりでいましたが、小4の娘が部屋の入口でキャーキャー言いながらちゃかします。

長女は「学校であなたも習うんだから出て行って」と怒ります。仕方がないので、「とても大事な話だからもう3人で話そう」と言いました。お姉ちゃんとだけ話していて隠している雰囲気を出していたから気になったのかもしれないよと言うと次女も部屋に入ってきました。

生理を子供に伝える方法5.真剣に話す

我が家では生理用品のことを子供の頃から「ママのおむつ」と子供たちは言っていたのですが、もうすぐ二人も「ママのおむつ」を使うように体が変わるんだよ。

とても大事な話だからそんな風に茶化したり、笑ったりするのはして欲しくないな。学校でもうすぐ習うということはあなたにもいつ起こってもおかしくないことなんだよ。というと、小4の次女も真剣な表情に。

生理を子供に伝える方法6.あらゆることに個人差があることを話す

生理(初潮・月経)で一番困ることは、人によって量も、期間も、カラダの感じ方も随分違いがあるんだ。

ママが感じるのとお姉ちゃんが感じるのも、小4の次女が感じるのも違う。だから自分のカラダが感じることは、自分の口でママに教えてくれないとどんな感じかママはわからないから、このことに関してはどんな感じか言葉にしてほしいんだ。

大変な人はカラダが重たくて起き上がるのがつらかったり、お腹がすごく痛くなったり、急に悲しくなったりもすることがある。

ママはときどきとても眠たくて起き上がれないときがあるよ。

生理を子供に伝える方法7.気持ちが楽になる生理用品は人によって違うことを伝える

生理(初潮・月経)用品にも、いろいろなメーカーや種類があって、特別なショーツもあるよ。

特に肌に直接触れる部分は好き嫌いがあるから、始まる前にいろいろ試してみよう。普段はゆったりとしたショーツが好きでもズレやすくなるから生理(初潮・月経)のときには逆にストレスになることもあるし、大きさや形によって自分でつける位置を調整する必要もあるんだ。

このあたりのことも、本人たちは興味を持ったポイントでした。また、二人ともバレエのときにはどうしたらいいのかが気になるということだったので、改めて先生や先輩たちに先に相談してみようということになりました。

注目の書籍