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こんにちはモンテッソーリ教師のニコニコママです(@kidsedujapan1)。子供のためにお家に砂場を作ってあげたい! そんなことを思った一度や二度思ったママパパも多いはず。この記事では人気の屋内遊園地で見た室内に砂場を設置するときのポイントを紹介します。

おうち砂場、ベランダ砂場の設置法2つのタイプ

【おうち砂場の2つの方法】
・箱庭方式で遊ぶ「砂場」/製作コスト1万円前後/汚れるのは手のみ
・中に入って遊ぶ「砂場」/製作コスト2万円超/全身砂まみれになる

屋内に砂場を作る場合に、まず検討するのは箱庭方式の砂場を作るのか? 中に入って遊ぶ砂場を作るのか? という点です。

前者は小さく手軽に作れることが、後者は砂と一体になって遊べるという点が利点です。

具体的にそれぞれの方法を解説します。

箱庭方式で遊ぶ「砂場」を作るときの道具と材料

箱庭方式で遊ぶ砂場は、もちろん中に入って遊ぶケースもありますが、たいていの場合、砂場の中には入らず、砂場の周囲に立ったり座ったりして砂場の中に手を入れて遊びます

【箱庭型砂場に使うもの】
・砂場専用コンテナ
・とろ船
・プラスティック衣装ケース
・ビニールプール

おうち砂場専用のコンテナや、DIYなどでセメントをこねるときに使うトロ船、また、家庭によくあるプラスティックの衣装ケースの中に砂を入れて箱庭型の砂場にするのが定番です。

また、ベランダなどで使うビニールプールに水ではなく砂を入れてしまうというのもおすすめの方法。

箱庭型砂場は座れる小さな椅子のようなものがあると便利

【箱庭型砂場の2つの設置法】
・地べたに置く
・低い丈夫な台の上に置く

そんな箱庭型の砂場の設置方法は、地べたに直接コンテナを置く場合と子供が立って遊べるぐらいの低い台の上に置く場合の2種類があります。

いずれにしても、作るときにはまず下に大きなレジャーシートを敷いた上に砂場を設置するのがおすすめです。

【箱庭型砂場で遊ぶときにあると便利なもの】
・下に敷く大きなレジャーシート
・遊ぶときに座る低い椅子
・立って砂場を楽しめるように砂場を置く丈夫な台

また、地べたにコンテナを置いて手を入れて遊ぶときには、しゃがんだ姿勢になるため、低い折り畳み椅子のようなものがあると集中して遊びやすくなります。

中に入って遊ぶ「砂場」を作るときの道具と材料

【中に入って遊ぶ砂場に使うもの】
・大きなレジャーシート(ブルーシート)
 砂が散らばるのが気になるときは
 コールマンの端が上がったシート園芸シート
中に入って遊ぶ砂場として販売されている遊具

中に入って遊ぶ砂場は、子供が入れる広さの砂場スペースの確保が必要です。一番安価にまずは試してみるときには大きなブルーシートの上に砂場を作ることが考えられます。

ブルーシートだと砂が散らばるのが気になる! というママパパには、レジャーシートの端が上がったタイプのコールマンのレジャーシートや園芸シートを検討するものおすすめです。

もちろん価格は上がりますが上のような砂場として販売されている大きくて中に入って遊べるタイプの砂場もおすすめです。

屋内遊園地の砂場は、最近では上部に設置されたセンサーで遊ぶ子供の動きを感知しながら、プロジェクションマッピングでさまざまなものを写し出して遊ぶものへ変換しています。

ぜひこういったものも体験してみると楽しいものです。

モンテッソーリママの「砂場遊び」のポイント

1.集中して遊べる環境を整備する
2.危険なことを親が実演して見せる
3.遊んだ後どうするか? をきちんと伝える

1.集中して遊べる環境を整備する

モンテッソーリ教育では、子供の内側からの生長の欲求を伸ばしていくように親や教師は環境を整備します。

上記のような環境整備は、子供の年齢や砂場を出すスペースなどを考えて子供の内なる成長欲求が満たされて自分で自分を成長させることができるか? を考えて整備するのがおすすめです。

そのためには、広さや高さ、砂の深さはもちろん、周囲に気を散らすものがないか? など観察すると自ずと答えがでてきます。

また、子供の成長に伴って最適な砂場が変化していくということも持っておくといい視点です。

2.危険なことを親が実演して見せる

どう遊ぶか? は子供自身が知っています。ただ、口に入れると大変。目に入れると大変などの危険行為は、親が見せて子供に事前に知らせておくことも検討しておくのがおすすめです。

3.遊んだ後どうするか? をきちんと伝える

モンテッソーリ教育では、子供が自分で選んだ遊びやお仕事、勉強を自分で出し、自分で片付けるところまでがセットです。

遊んだら、どうおもちゃを片付けて、どこにしまうのか、砂場にカバーをかけるのかかけないのか、手はどういった手順で洗うのか? 少ない言葉を使ってゆっくり実際にやって見せることで、子供に遊び終わりの片付けまでをセットで教えることができます。

どれも小さなTipsですが、事前に知っておくと子供と楽しく遊ぶ気づきがあるかもしれません。参考にしていただけると幸いです。