中学受験 最短合格ノート (AERA with Kids Book)
1時間2万円3年待ちの人気家庭教師安浪京子先生の「中学受験 最短合格ノート (AERA with Kids Book)」が発売されました。
安浪京子先生の著作は中学受験生ファミリーが使いやすい付録と長い家庭教師経験・ご自身も子どもを中学受験をさせた経験からくる具体的な提案が人気を集めていますが、それをさらに具体的に使える書籍としたのが本書です。
特にこの本にはコピーして使えるスケジュール表がついているので、kindleではなく単行本の購入がおすすめです。
「中学受験の最短合格ノート」のポイント
学習環境・時間管理・勉強法・志望校選び・メンタル管理の5つのポイントに分けて最短合格を実現する方法を具体的に提案してくれる書籍です。
- ポイント1:家族はチーム!の再認識
- ポイント2:付録「1週間スケジュールシート」
- ポイント3:付録「ラスト100日伴走ダイアリー」
安浪京子先生の言う最短合格は「基礎力をつけ、志望校対策をし、子どもに自信を持たせること」。実現には「家族はチーム」という認識でチーム運営をするように家族で役割分担をしたり、スケジュールをたてたり修正したりすることが重要だとして、その方法を具体的に提案してくれます。
ポイント1:家族はチーム!の再認識とチームビルディングの方法
安浪京子先生がまず大切なこととしてあげるのが「チームづくり」。中学受験の合格を目的としたチーム作りです。
この「チーム」という考え方が目からウロコ。チームだからママ1人、パパ1人、子ども1人で何かをするわけではなく、それぞれが目的のために自分がするべきことをするという提案。
アマゾンの口コミにもこの点に共感するものがありました。
中学受験タスクリストが素晴らしい!
子供の勉強の管理だけではなく、家事も役割分担した方がいいという考え方には、
ハッとさせられました。
付録に「中学受験タスクリスト」があり、具体的にどのタスクをどう分担していくか家族で考えていくのに役立ちます。
ポイント2:付録「1週間スケジュールシート」がついている!
安浪先生考案の、受験生のスケジュール管理に役立つスケジュールシートを付録につけました。コピーをして使えば、これから忙しくなる時期のスケジュール管理に大活躍します。書き方も本誌でしっかり紹介しています。
ポイント3:付録「ラスト100日伴走ダイアリー」がついている!
受験前100日になると、親子ともども心が落ちつかなくなるもの。そこで、きょうこ先生が毎年直前期の子どもたちにかけてきた言葉を再現。ダイアリーに1日1つアドバイスを掲載しました。親子のコミュニケーションツールとしても使えます。
中学受験の最短合格ノートを使ってみたら!?
実際に付録の1週間スケジュールシートを使ってみました。感想は…スケジュールをつけていないのなら使ってみるとおすすめ!
実際に書き出してみると何をどのぐらいやっているのかを親子で一緒にひと目で確認することができて便利です。
「●●の時間が足りていないかもしれないよ」
「●●をこうすると効率よく勉強できんじゃない?」
などといった話しも目の前に実際のスケジュールがあるとぐっと精度があがってきます。
「中学受験塾に入ったら最初にすべき3つのことは?サピックス・四谷大塚・日能研」の記事で自分にぴったりなスケジュールの作り方を解説していますが、この方法にもぴったりなスケジュールです。
- ステップ1:やったことをメモする
- ステップ2:その日やりたいことをメモしどこまでできたかをチェックし、できなかったことを翌日のやることの先頭に書く
- ステップ3:1週目と2週目の内容を確認してスケジュールをたてる
勉強スケジュールの作り方に悩んでいるという人にはオススメです。
「中学受験 最短合格ノート」
著者:安浪京子
定価:1404円(税込)
発売:9月7日