中学受験の勉強になかなか向かえないお子さんをお持ちのお家はどのぐらいあるのでしょうか? うちの子どもは中1長女も、小5次女もこのパターン。サボっているというよりも「×(バツ)」がついたり、できないと向き合うのが辛くて逃げているように見えます。
子供が辛そうに逃げるのを私が見ていられなくて「子供がこんな風に逃げているのにやらせるのは本当に無理です。退会させたいです」と塾に電話したところ、先生に「逃げたくならないようにやらせるしかないんじゃないですか?」とのコメントがありました。
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中学受験やめる・リタイヤ・転塾前にやりたいこと(1)負荷を徹底的に減らす
母「逃げたくならないようにやらせるってどういうことでしょう?」
先生「『算数』がやってもやってもできなくて、算数の『さ』を聞くと逃げてしまうんですよね。そうしたら算数はもう授業だけでいいですよ」
母「算数は家で勉強しないってことですか?」
先生「やらないって言っても、塾で毎週3時間算数はプロの先生とやってるんですよね。後は少し早く来させて自習するようにし向けていくとか、いろいろやり方はまだあるんじゃないですか?」
母「でも、自習室のある塾じゃないですよね」
先生「自習室はないですけど、30分前に教室は開きますし、授業の後には質問教室もあります。お母さんと喧嘩してイライラしながら勉強するなら、塾に来てる週3日の授業前30分と授業後15分上手く使うでもまずは十分じゃないですか?」
中学受験やめる・リタイヤ前・転塾にやりたいこと(2)得意なことの時間を増やしてみる
先生「算数のお勉強しようってお母さんが言わなければ、元気に前向きに国語や理科や社会はやってるんですよね」
母「それはそうですけど。算数やらないって、、、?」
先生「受験の戦略としても、算数以外の科目で取っていくという方法をとられるご家庭もありますよ」
先生「とにかくお母さんと喧嘩したり言い合いしている時間を作るぐらいなら好きな科目を楽しく自分で勉強させる方が良くないですか?」
母「なるほど、、、」
中学受験やめる・リタイヤ・転塾前にやりたいこと(3)勉強内容を親が決めないを徹底してみる 決意をしてるならできるはず
先生と話していると、なるほど私と言い合いしている時間を無しにしてみるというのはやっていなかったなと思いました。
「算数のお勉強をしよう」と言わなくなって2週間が経ちました。
ひとまずまだ退塾しないで続けています。
実際は本当に算数のお勉強をしないと、と一言も言わないはできていませんが、子供に「ママー何の勉強したらいい?」と聞かれた時にまず「算数やらないと」「算数もう一回やらないと」と答えていたのですが、「どう思う?」と一呼吸置いて聞くように頑張っているところです。
小5「やることやったらアニメ見ていい?」
私は「やること自分で書き出してよ。そうしないと1問解いて壁にぶつかると『はい、やることやったらかアニメの時間』ってぶーたれたくなるよ」
小5「はいはい」
こうやってこれでどうだとリストを作ってきたものを二人で少し調整しています。これもスムーズにいかないことが多いです。
自分でリストを作って「こんなのやってたらアニメ見られないじゃん」という気持ちになると、嫌だモードに入って突っ伏して1時間ぐらい経ちます。
これまではこの時に「どうしたの?」とか「早くしようよ!」と何度も声をかけていたのですが頑張って放っておくようにやってみます。
「親の私は退会しても仕方なしと思っているんだ。これは勉強をさせるための時間じゃなくて子供に自分で自分のやることを決める練習の時間なんだ」と自分に言い聞かせると前よりも少し待てます。
子供に勉強させたいとか、中学受験の勉強を応援したいという気持ちよりも、子供に勉強させて1点でもとらせたいという気持ちが親の私をイライラさせていたような気もしますが良くまだ自分で自分がわかりません。
このまま冬季講習を乗り越えられるのでしょうか?
それとも本当に退塾や転塾をした方がいいのだろうか? わかりません。
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