小2から4年間通ったサピックスを次女が退会して転塾しました。長女も3年間お世話になりました。親子で大好きな塾でした。
転塾を決めた理由は別途書きますが、転塾のポイントになった「質か量か」について書きます。
転塾を決めたきっかけと理由
転塾を検討しはじめたきっかけは、宿題の量を見る度に「終わらない」「絶対終わらない」「絶対終わらないから好きなことができない」という気持ちに子供がなってしまい、「挑戦したい」よりも「逃げたい」に気持ちが傾き、閉じこもってしまうことが多くなったためでした。
子供が閉じこもってじっとしているのを見るのがつらかったです。なんとか状況を変えたいと、子供が「終わらない」「絶対終わらないからすきなことができない」という教材の量ではない塾を探し始めました。
サピックスの教材量は多かったか? 転塾した今見ると「普通」?
探してみて感じたのは、多いと言われるサピックスの宿題の量が、格別多いわけではないのではないか? ということです。
【算数の宿題】
・授業でやった問題のやり直し 10問前後
・宿題 10問弱
+
・(できるときは)数値替え問題 10問弱
算数の成績が伸びない娘に、「宿題を2回やってみようよ」私が提案したのか、娘がそう言ったのか定かではありませんが、そうやって転塾前の1年は頑張ってきました。
中1の姉がそうやって圧倒的に量にコミットすることで勉強してきたという実績のようなものが家庭内にあったからかもしれません。
そうなると、姉と同じ量をやって同じぐらいのところになんとか入学できる。その量ができないとどこにも合格できないかもしれない。という恐怖に親のほうがとらわれました。
これでは子供の状態も親の私の状態もよくないと思いました。
少し前にサピックスから四谷大塚へ転塾した先輩が私を心配して「量じゃなくて、質でみてあげるのがうちの子の場合は伸びたよ」と教えてくださったこともありました。
「量より質」ということがあるのかもしれないと、いくつかの塾の体験に参加しました。
参加して驚いたのは、多いと思っていたサピックスの課題の量が特別多くないのではないかと感じることが何度かあったことです。
確かに渡される教材の量は多いのですが、その中から自分がやるべきとされている量をすることはそれほど「量が多い」ということはなさそうでした。
とはいえ、サピックスの場合は、大量の教材の中からレベルによりやる教材が決まっているので、自分が言われている宿題の量を超えて上のクラスの子たちがやっている部分にも挑戦していかないとなかなか成績が上がらないのではないかと感じてさらに多くの問題に取り組むことが多いと言われる原因かもしれないなと思いました。
サピックスの教材の難易度は高かったか? ー転塾した今見ると「普通」?
これまで親も子もサピックスの教材しか知らなかったため、このレベルの問題が一般的に「高い」と言われるものね。というスタンスで取り組んでいましたが、実際にお試し受講をして他塾の教材を勉強してみると、一概にものすごく難易度が高いというわけでもないということも感じました。
むしろサピックスの教材は、A→B→C→Dと順を追って難しくなるので、親や個別指導、家庭教師の先生が子供と勉強してどこでどのように躓いているのかを発見しやすい教材だなという印象も受けました。
お試し受講をした塾では、C問題や★★ぐらいの問題からいきなりはじめて、できない課題についてはより平易な問題にもどっていく仕組みのところもあり、いろいろな勉強の方法があると感じました。
ポイント! 子どもを親が振り回していることに第3者の視点がないと気づけない
親と子ども、一つの塾だけの3者間で勉強を続けていると、子供がより楽に取り組める仕組みがあることに気づけないことがあるというのが、転塾を検討しはじめてわかったことです。
子どもが量をこなすだけになっていると感じたとき
サピックスの先生には、姉の4年間、次女のお4年間の後半2年間は本当に親身に相談に乗っていただきました。
なかでも、最後の数カ月「徹底的に量を絞って、まずは自信をとりもどしましょう」とご提案いただいて、基礎トレと宿題を半分ぐらまでに減らして勉強するようになって、偏差値が10ほど一気に上がりました。
子どもがわかったフリをするようになっていると感じたとき
もう一つのきっかけが、インターネット家庭教師の先生の授業で子供がやりとりしているのを聞いていたときです。
先生「オンラインで手元が良く見えないから、考えたきっかけをちょっと説明してみようか」
娘「●●で、●●で、●●、、、、」
先生「オッケー。いいよいいよ。ちょっと別解みたいなこと、よく間違うポイントを解説してみるね」
先生「今のもちょっと使ってもう一回説明してみようか」
娘「●●で、●●で、●●、、、、」
先生「オッケー! うんうん。すごくよく言いたいことが伝わってきた」
私や夫が一緒にやっていると、ついついその問題について最短距離を解説しそうになって、それをしない娘を責めるような口調になってしまうことがあります。
そうすると子どもも、どんどん頑なになって、解答に対して答えを当てていくようなアプローチでとにかく親をかわそうという方向にすすんでいきます。
普段そういう経験をしているので、インターネット家庭教師の先生アプローチに子供が反応しているのをこのタイミングで見たことはショックでした。
今の仕組みと親のサポートではこの子が2月1日まで1年を切った今、伸びていくのが難しいのではないか? と強く感じました。
こちらも勉強を教えるということに関しては素人なので、それが「質と量」の問題なのか? はわかりません。
ただ、親の私たちは子供がより素直に向き合えているか? いまいい状態か? を見ることはできると思っています。
今の塾のテキストを使って、オンラインで先生がどう教えているのか? 子どもがそれにどう反応するのか? を見ると、次の打ち手も見つかりやすいです
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