「知識ゼロからの中学受験」編集部のOです。小学2年生と小学4年生の姉妹のいる我が家も少しずつ中学受験モードに入ってきました。というわけで、本当に知識ゼロからの中学受験の記録を記録します。
最近の悩みは「理科」や「社会」の点数をどのようにあげていくか? ということ。
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小4の「理科」の点数をどうやって上げていく?
ブログなどで、子どもの成績を定期的にUPすることで自身へのモチベーションを保っているご家庭では、サピックスの偏差値60前後のうらやましいご家族が多いですが、50台前半からスタートしている我が家。もう、悪い時には39まで落ちることもあります。
それでも、なんとかかんとか、少しずつ前にすすみたいと頑張っているのですが、最近の悩みは理科の成績がなかなか上がらないことです。
中学受験の理科は、と申しますかサピックスのほぼ月イチの定期テスト「マンスリー」テストや、組分けテストの理科では、学んだ知識を使って考えることが求められる問題が多く、このまま理解のない断片の暗記では点数を上げていことが難しそうです。
そんなこんなで、冬期講習までの間に、少しずつ理科もテコ入れをしていきたいところ。
正直、これまで算数のフォローに手一杯で理科にはなかなか手が回ってきませんでした。
算数もまだまだですが、少しソフトランディングしてきたので、そろそろ手をつけていきたいというのが本音です。
まずは、今やっていることを見直してみると?
まず取り組んだのは、今やっていることの見直しです。
■授業で新しいことを学ぶ
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■最低限覚えておくべきことをまとめた赤シート(テキストに付属しているもの)を毎日音読10分ほど
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■翌週の授業の前にテキストの問題を解く
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■授業の前に前週の学習内容を小テストで確認
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■マンスリーテストで約4ヶ月分をテスト
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■復習テストで約半年分をテスト
今の学習は毎週の授業、毎日10分ほど授業の内容の音読、翌週のテスト前にテキストの問題に1時間ほど取り組むというもの。
家族そろって根が素直なので、保護者会で言われた通りの手順で勉強をしています。これだけで点数に結びつけば悩みはないのですが。
小3の2月から8カ月やってきて、今のままでは成績を上げていくことがどんどん難しくなりそうだと感じています。
それぞれをどのようになっているのか、観察してみました。
ちなみに、保護者会でおすすめされた学習法の記録はこちらです。
→【どうする?】サピックスの保護者会で聞いたマンスリーテストの成績アップの方法は?国語・算数・理科・社会 4年4月
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■授業で新しいことを学ぶ
→授業で「理解するように授業を大切にしょう」と、本人が納得するまで伝え、授業から帰宅した後に授業内容について家族で話すが、あまり腑に落ちて説明が出来る様子ではない。
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■最低限覚えておくべきことをまとめた赤シート(テキストに付属しているもの)を毎日音読10分ほど
→点数を取るために「覚える」。ここで覚えたことを使って問題を解くという意識がないのが気になる。
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■翌週の授業の前にテキストの問題を解く
→何となく覚えているからこの段階でテキストの問題はほぼ解ける。
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■授業の前に前週の学習内容を小テストで確認
→何となく覚えているから80~100点の間の点数をとる。
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■マンスリーテストで約4ヶ月分をテスト
→テスト対策をしても点数伸びていく様子が見えなくなってきた。
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■復習テストで約半年分をテスト
→テスト対策をしても点数が伸びなくなってきた。
この間にも、もちろん他の勉強法も試しておりまして、「ドラゴン桜」でおすすめされていたメモリーツリーを使った方法などにも挑戦しました。
【書籍】社会の暗記に「メモリーツリー」が効果的なわけは?/ドラゴン桜(7)
ただ、この方法は、まずは基本的な理科の論理やつながりが自分自身の腑に落ちている、すくなくとも物事のつながりの裏には、理由や背景がるというところまでは少なくとも理解が出来ていないと、なかなか難しいとも感じています。
面白い! そうなんだ! を引き出すには?
授業自体は楽しいようですが、おそらく授業の中身にまで「そうなんだ」なるほど…。までは来ていない様子。
ここで、○○をしたら子どもが理科の学習に興味をもち、どんどん成績が伸びていきましたという答えが出さればいいのですが、解決策はまったく見つかりません。
ただ、ひとつ整理して親として確認できたのは、小4の段階ではまずは「面白い」「そうなんだ」を一緒に体験していきたいなということ。
今の時点で無理やり詰め込んでも、どうせ忘れてしまうのはエビングハウスの忘却線が教えてくれています。
小4理科 あたたまると空気は?
NHKのこの番組すごくおもろい! https://t.co/3qzaCDQITp— 知識ゼロからの中学受験 (@kidsedujapan1) 2018年10月17日
そうすると単純ではありますが、結局一緒に「体験してみる」「実験してみる」「楽しんでみる」意外の方法はないかもしれません。
例えばこのNHKの「あたたまると空気は?」という番組はとてもおもしろい体験の宝庫です。
小4の10月の理科の課題は水や空気にどのうように熱が伝わり、海風などを起こすかについて学びます。
テキストに目を通すと、空間やビーカーのどの部分を温めると、どのような熱対流が起こるかを完全に理解し、それを実際の地図や気温の変化のグラフにまで応用していくことが求められています。ここまでの理解と論理のつながりが必要なのであれば、その最初の学習をとことん体験したおして面白がるぐらいしか、思いつきません。
幸いNHKの番組や、YOUTUBEでいろいろな実験画像を探してみると、なるほど! というものが多いので、実験を出来ない時は一緒に見て一緒に驚いてみるのでも親子の体験としては十分「楽しい」を感じて理科の学習につなげる時間といえそうです。
問題は、その素材を自分で探していくのが面倒だということ。どうしたものでしょうね。悩みます。
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