中学受験の情報ポータルサイト「かしこい塾の使い方」が、「中学受験生が理科や社会の自由研究に何を選ぶのか?」を調査し発表しました。
中学受験生が理科や社会の自由研究に何を選ぶのか?
自由研究の理科や社会のテーマに中学受験生が選ぶものは、中学受験にもリンクするテーマが多く選ばれています。
理科なら受験問題にも多く出題される「実験観察」、社会なら受験問題でも重要テーマである「日本の歴史について」が最も多くなっています。
また、どちらについても頑張れば数時間で終了できるテーマであることも特徴です。
理科の自由研究をするとしたら、何をテーマに選ぶか中学受験生に聞いてみたら?(複数可能)
中学受験生が理科の自由研究のテーマに選ぶのは多い順番に、
- 実験観察
- 自然観察
- 植物観察
- 天体観察
- 採集(植物・昆虫・岩・石・化石・貝など)
- その他
実験、自然、植物の「観察」で90%以上を占めています。
中でも「実験」が最も多く、仮説をたて、仮説を検証する実験や観察を行い、結果を検証するという理科の基本的な一連の流れを実際に体験する貴重な時間となっているようです。
中学受験を目指す小学生の夏休みは非常に忙しいものですが、せっかくの時間がある夏休みには、主体的に実体験を積んでいる様子がうかがえます。
社会の自由研究をするとしたら、何をテーマに選ぶか中学受験生に聞いてみたら?(複数可能)
中学受験生が社会の自由研究のテーマに選ぶのは多い順番に、
- 日本の歴史について
- 国土の研究
- 地域の研究(商店街・交通量・地場産業など)
- 新聞の研究
- 海外の研究
- その他
旅行に出かける時間が増える夏休みは、歴史や地理のテーマになる場所に実際に出かけてみる時間も増えるためか、日本の歴史や国土についての研究が多くなっています。
暗記科目ととらえられがちな社会も自由研究を有効に使うことで、使える知識、社会人になってもいきる知識としてみにつけることができます。
同学年の子どもたちの動向データを知ると、それをもとに考える機会となり、一味違うオリジナリティのある自由研究としてしあげる機会になりますので、ぜひ、このデータを子どもとも見ながら夏休み前にさまざまな構想をねるのもいいですね。
調査期間:2016年6月19日(日)~26日(日)
調査方法:インターネット調査
回答者数:かしこい塾の使い方メルマガ会員 260名
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