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総合教育サービス事業を展開する株式会社やる気スイッチグループは、 2020年4月7日 やる気スイッチグループのスクールに通う2歳~18歳の生徒の保護者向けにオンラインアンケートを行った結果を発表しました。

一斉休校時間中の子供の「自宅学習」についての親の悩みとは?

一斉休校時間中の自宅学習について親が最も感じているのは、やはり「悩みや不安」が全体の8割(86.3%)と最も大きなボリュームを占めています。一方で、「結果的に良かった」(7.4%)という前向きな回答も7.4%ほどありました。

自宅学習の悩みや不安1位「集中力が続かない・集中できない」 20.1%

・「小学校高学年はそこそこ自主学習が出来るが、低学年は1時間も持たない」(未就学児・小学校1~3年生・4~6年生)
・「(家には)テレビ、ゲームなどがある為、勉強に集中できなかった」(小学校4~6年生)
・「自宅学習では集中力が続かない事を一番感じました」(中学生)

自宅学習の悩みや不安2位「自ら進んでやらない・自発的にやらない・やる気が入らない」15.3%

・「提出しなければいけないものなど、必要最低限の学習のみにとどまり、子供が自発的に学習を進めることは無かった」(小学校1~3年生)
・「学校から配られたプリントを自主的にやれるものではない。学習時間が極端に少なく大変不安に感じた」(小学校4~6年生)
・「こどもの性格によって、やる気と自律が全然違う」(未就学児・小学校4~6年生中学生)

自宅学習の悩みや不安3位「学習時間が短くなってしまう」10.2%

・ 「学校では一通り新しい単元は終わっていてまとめの時期だったので良かったが、家ではせいぜい15分ほどしか集中できない。漢字ドリル1枚と算数ドリル1枚が精一杯」(小学校1~3年生)
・「ドリルなどを購入し、取り組ませたが、学校のように長時間勉強させるのは困難」(小学校1~3年生)
・「学校に行っているぶんの学習時間を確保することは難しいので、勉強時間は極端に減り、先が不安です」(小学校4~6年生・中学生)

そのほかの注目のポイント

「好きな教科はすすんでやるのですが、嫌いな教科は全くやりません」「学習内容が心配!写すだけ?」「オンライン学習と教材に取り組ませましたが、基本的に一方通行なので、不明点があったときや解き方がわからないときにわかりやすく教えてくれる先生がいないのが困りました」といった子どもが一人で勉強する場合の問題点や、「一年の復習を学校使用、市販のドリルなどで毎日続けていますが、このやり方で果たして新学期が始まった時についていけるか心配」「人それぞれ差が出来てしまう事」など新学期やこれからについての悩みも挙げられていました。また、「時間がある分、落ちついて勉強できた」など前向きな回答(7.4%)も一部ありました。

庭野 匠所長(やる気の科学研究所)のアドバイス

自律的に学習に取り組むためには、計画設定~実行管理~振り返りの3つのプロセスが大事だと言われていますが、これら全てを初めから自分一人だけでこなすことは難しく学習計画の提示、声かけなどのコーチング、一定の強制力など、何らかの外的な働きかけや環境作りが必要となってきます。

多くの方が一斉休校中の自宅学習に悩みや不安を感じているという今回のアンケート結果は、教材を与えることと同じくらい、学習を続けられる環境を整備することが重要だと示しているのではないでしょうか

やる気スイッチグループ 一斉休校中の過ごし方に関するアンケートについて
■調査対象・方法:やる気スイッチグループのスクールに通う生徒の保護者、非公開型インターネット調査
■調査期間: 2020年3月27~29日
■有効回答数と回答者の属性: 522名、2歳~18歳の生徒の保護者
【スクールブランド】スクールIE、チャイルド・アイズ、Kids Duo、WinBe、忍者ナイン、Kids Duo International、i Kids Star
【職業】会社員206名、専業主婦・主夫 140名、その他(自営業・自由業など)176名

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