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毎日少しでも子供の成績がアップすればいいと願う。中学受験生のママ・パパの願いかもしれません。子供の成績アップに欠かせないのがスケジュールと目標のコントロールです。

次女が小4コースをスタートするにあたって、今まで効果があり、小6長女との反省をふまえて、次女の学習に役立てたい反省点を3つ紹介します。

ポイント1.授業の復習は翌日にするか、休日にするかを「決めて守る」を心がける

振り返ってみると、勉強スケジュールがうまく回っているのは、「授業の復習の日程を翌日か週末かはっきり決めて取り組めているとき」でした。

小2や小3 は授業が週1回で宿題も少ないため、平日は漢字や計算、学校の宿題を、週末はその週の授業復習を時間を行えば無理なく回せる週が多くありました。

小4や小5になって授業が平日の2~3日へと増えると、授業の翌日には復習を軽く済ませ、残ったものを週末に回せているときがうまくいっていました。

授業の翌日の復習は、軽く・先生が教えてくださった大切なことを言葉にしたり、授業で扱った問題を取り組む程度で軽く済ませませるように割り切りました。というのも、翌日には別教科の授業が入っているため、この日は前日の授業の復習と翌日の授業内テストの確認の両方をする必要があったからです。

復習を深追いしすぎると破綻し、翌日の授業の小テスト対策に集中するぎると破綻していました。

人間の性で、テスト対策の復習に力を入れたくなってしまう日が多いのですが、そんなときは「冷静に『エビングハウスの忘却曲線を思いだすんだ』」と親の私は自分に言い聞かせていました。

前日の授業の内容をサラッとさらうだけでも、定着率が違うのが結果に出始めると、割り切って進めることができるようになりました。

割り切ってしまえば、授業のない平日は、「前の日の塾の授業の復習と翌日の予習を両方するには今日はどうやって時間配分する?」と声をかけられるようになりました。

このあたりのコントロールは小4や小5の子供には我が家の場合はやはり難しかったかなと思います。

POINT!
回らなかった宿題は損切りして、復習スケジュールを持ち直せばいいぐらいのつもりで翌日の復習はとにかく軽くする

ポイント2.優先順位が高いものから徹底的に攻める

宿題は10分程度の軽いものから、2時間ほどかかる10ページ前後の算数の問題までさまざまな種類があります。

親も子供もどうしても重たいものから先に手をつけて少しでも早く終わらせてしまいたいと思っていましたが、そうすると行事続きで忙しい時期などは手をつけていない小さい宿題が貯まってしまいます。

そこで、大きな宿題は分割して20分程度でできる単位に分け、意識的に小さな宿題から手をつけるように少しずつ調整していきました。

算数が好きで完璧主義なところがあるためか、子供はどうしても算数を完全に終わらせてからほかの教科の宿題をやりたいということが多かったのですが、「小さくて簡単な宿題をやらない日が続くと嫌な気持ちに心が支配されてあなたの(子供の)テンションが下がっているように見えるよ」「小さな宿題を完全に終わらせて、大きな宿題を半分済ませている週は調子がよく見えるよ」という表現が子供には納得がいくようだったので、こういった声かけを意識して調整していきました。

具体的には、基礎トレ、漢字、言葉ナビ、コアプラス、デイリー、ポイントチェック、このあたりをとにかくやり上げて、次へ行く。算数の時間がとれないときは涙を飲んで★1だけでも、できれば★2つの前半だけでもいいから仕上げていくそんな気持ちが我が家では重要でした。

POINT!
基礎トレ(計算&1行問題)、漢字、言葉ナビ(語句)を放置すると、最悪の事態を招くことを知る

ポイント3.授業から帰宅した子供に「テストどうだった?」と聞かない

子供が勉強へのやる気にもっとも満ちているのが、塾の授業から帰ったタイミングでした。「楽しかった! やるよ! 次のテストではいい点とっちゃうぞ」という言葉を自分から口にしていました。そんな気持ちに水を差してしまっていたのが親の「テストどうだった?」という言葉でした。

親が一番聞きたいのは、親がかかわったが宿題の取り組みの成果が出ているテストの結果だったので、どうしてもそう声かけをしてしまうのですが、テスト結果は後でお風呂に入っているときでも見ればいい。良ければ自分から言ってくるぐらいの気持ちで待てるように親の方も少しずつなってきました。

最終的に子供が一番力を出せるように勉強スケジュールを回せるのは、その日の授業の話をご機嫌で話しながらアウトプットして、復習を前向きな気持ちのままスタートできた週なのです。

POINT!
前向きな気持ちを少しでも長引かせるコミュニケーションが◎

あくまで我が家の場合の失敗のポイントです。ただ、振り返ってみれば、どれもサピックスの先生に父母会で言われていた内容ばかりで恥ずかしい限りです。わかっていても自分がそうだとはなかなか考えない、中学受験は親も修行だなと改めて思います。

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