東京で中学受験が初日を迎える2月1日。
2月1日には、親世代の私達が子どもの頃から大雪が降ったり、電車のトラブルが起こったり、何かしらトラブルが起こる日です。
毎年2月1日になると、会社で同僚ママたちと「自分の子どもの受験日に何かあったらと想像するだけで今から胃が痛い」という会話をしました。
もうすぐ大切な我が子が中学受験を迎える前に、注意ポイント情報を収集してまとめました。
中学受験・入試当日のタイムスケジュール
入試当日のスケジュールには、3つのパターンがあります。
- 午前中に1校のみ受験する場合
- 筆記に加えて面接がある場合
- 午前午後別の学校を受ける場合
午前中に1校のみ受験する場合
7:45 開門 塾の先生に挨拶 子どもは教室へ親は控室へ
8:30 入試スタート
12:00 終了
15:00 合格発表(当日発表の場合)
開門に合わせて行くのがポイント!
とにかく落ち着いて筆記試験にのぞめるように、開門に合わせて行くのがオススメ。トイレに行って落ち着きを取り戻し、実力を出し切るようにスケジューリングしましょう。
筆記に加えて面接がある場合
7:45 開門 塾の先生に挨拶 子どもは教室へ親は控室へ
8:30 筆記試験スタート
12:00 筆記試験終了
お昼
13:00 面接スタート
午後の面接まで集中力を切らさない!
中学受験の面接は形式だけのことも多いものですが、大切なのは集中力を切らさないこと。
また、面接までに親子で喧嘩をするような自体になることは避けたいものです。
午前と午後の2校受験の場合
7:45 開門
塾の先生に挨拶
子どもは教室へ親は控室へ
8:30 筆記試験スタート
12:00 筆記試験終了
お昼
14 :00 2校目開門 塾の先生に挨拶 子どもは教室へ親は控室へ
15:00 筆記試験スタート
18:00 筆記試験終了
午後入試校にもきちんと行けるスケジュールを組もう
最も長丁場なスケジュールがこちら。1校目と2校目の間にどこでお昼をとるのか、落ち着いて休憩ができるホテルのディユースを利用するご家庭も多いようです。
前年の10月ごろには予約が埋まりはじめるので、早めの対策を。
万が一遅れたら、まずは事務室へ連絡を!
災害などの遅れ以外でも、試験開始から10分~30分程度の遅刻は試験を受けさせてくれる学校も多くあります。終了時間の延長はない場合が多いものも、1教科目ならまだまだ挽回がきく可能性があります。
万が一の場合も、あきらめずにまずは事務室に連絡をいれましょう。
中学受験・入試当日の服装のポイント
脱ぎ着がしやすい服装がおすすめ。
寒そうだからといってヒートテックなどの高機能肌着を選んだ場合、汗ばんだ後にカラダが冷え、洋服内で汗をかいた水分が冷えることでカラダが冷たくなる場合もあるので、中学受験のようなケースでは化繊のみを材料とした肌着でないものがオススメです。
中学受験・入試当日に持っていくといいもの
【筆記試験に必要なもの】
- 受験票
- 鉛筆
- 消しゴム
- 定規・三角定規・コンパス
- 腕時計
【教室に入るまでに必要なもの】
- 携帯電話
- 地図
- 上履き
- 靴を入れる袋
【寒さ対策】
- 履き替え用の靴下
- マスク
- 脱ぎ着ができる上着
【空腹対策等】
- ティッシュ・ハンカチ
- 交通系ICカード
- 水筒
- チョコレートや飴など
- 下痢止め
- カイロ
- 生理用品
鉛筆や消しゴムには輪ゴムを巻いて!
鉛筆や消しゴムが机の上から落ちてしまうことをさけるために、鉛筆を5本ほど輪ゴムで束ねて机の上に置いたり、消しゴムに輪ゴムを巻いたりするのも最近の傾向です。
人気の中学受験漫画「2月の勝者」でもこの方法が紹介されていました。
受験票は必ず確認して出かける! 忘れてたら事務室へ!
中学受験では、3日程度の間に4~6校を受験する中学受験。受験票を間違って持参しないように必ず確認が必要です。
万が一受験票を忘れた場合も、当日再発行してもらえる学校もあるので、忘れた場合も慌てずに受験校の窓口に相談しましょう。
教室に着いたらカイロで手を温めよう!
初めて受験に立ち向かう子どもたちは自分が思っている以上に緊張しているもの。
「教室に着いたらまずは手を温めて、落ち着こう」先輩たちのメッセージの中にこんな言葉もありました。
教室に到着してトイレに行って落ち着いたらカイロで手を温めるのはオススメです。
親が受験会場に行かない場合はキッズケータイはNG
あらかじめ登録した電話番号にのみかけられるキッズケータイ。両親が試験会場に付き添わない場合は、万が一子どもが事務室に連絡するケースも想定できるので、キッズケータイ以外の携帯をもたせるのもおすすめ。
午後に面接がある場合は歯ブラシ持参もオススメ
午前中の筆記試験の後に面接や実技試験のある学校では、歯ブラシを持参しましょう。
お弁当が喉を通らないときのためにウィダーinゼリーを!
緊張や実力を発揮できなかったといった場合、お昼が喉を通らない子どももいます。
そんなときのために、ウイダーinゼリーのような喉を通りやすいものを用意しておくのもおすすめです。
机のガタガタが気になるときはティッシュをつめる
机の安定が悪くガタガタするのが気になる場合は、ティッシュを詰めて対策をするものすすめ。
ダンボールを小さく切ったものをもたせる。という声もありました。
こういった情報は事前に親子で確認しておくといいですね。
持参する問題集は使い慣れた基礎情報の確認ができるものを
当日に持っていく問題集にも悩むものです。先輩たちのメッセージには、試験直前や当日は基礎に戻って徹底的に確認を! の声が目立ちました。
人気マンガ「2月の勝者」が解説!入試問題の配点から『戦略」を練る方法
また、必ずとれる知識問題から解くなどの「戦略」が重要だったと考えている先輩が多く、多くの受験生はこの「戦略」でのぞむはずです。こういった「戦略」をとるのか? とらないのか? とらないとしたら自分はどういうタイプだからなのか? そんな話もしておくといいですね。
一番持っていきたいのは「自分が受かるんだ!」という気持ち
試験会場に到着したら「食らいついて解く」「自分こそ受かる」そんな気持ちに自分をもっていけるように、最後の時間を過ごしましょう。