こんにちはモンテッソーリ教師のニコニコママです(@kidsedujapan1)。夏休みの自由研究に人気があるピタゴラスイッチ装置(ビー玉転がし)。
NHKの人気番組「ピタゴラスイッチ」を見ていると作りたくなりますが、いざ作るとなるとなかなか難しいものです。
ピタゴラ装置DVDブック〈1〉
その理由は装置の構造パターンなどの知識が不足しているため。その知識部分を親の方で少し補足してあげると、子どもたちは、自分からどんどん作業に没頭していきます。
この記事では、ピタゴラスイッチ装置(ビー玉転がし)作りに必要な素材選びや制作パターンを紹介。親子で楽しく自由研究をしちゃいましょう。
ピタゴラスイッチ装置(ビー玉転がし)の材料とは?
ピタゴラスイッチ装置(ビー玉転がし)の転がる素材の材料として最もよく使われるのはもちろん転がる「ビー玉」。
「パチンコ玉」や「スーパーボール」を使うこともできますが、転がる物自体に重さがあるほうがうまく転がるため、どちらかといえばビー玉やパチンコ玉のほうがスーパーボールよりもおすすめです。
メリット | デメリット | |
割り箸 | 軽い素材である | 硬い |
ダンボール | 子どもに馴染みが深い | 重い |
工作用紙 | マス目を使った制作がしやすい | 耐久性が弱い |
木材と糸 | 平面作品を自在に作れる | 重い |
続いて、最も個性が出る部分が転がす土台の部分です。トイレットペーパーの芯、割り箸、ダンボール、ペットボトルなどさまざまなものを使って作ることができます。
材料:割り箸のポイント
ピタゴラスイッチ装置(ビー玉転がし)の材料としては最も一般的な割り箸を使った例。ピタゴラスイッチ装置(ビー玉転がし)作品は完成すると比較的大きく重量が出るものが多いですが、割り箸を使うことで軽量のコース作成が可能です。
また、ビー玉やパチンコ玉が割り箸の上をよく滑るのでスピード感あふれる作品に仕上がります。3階建て、4階建ての高層のルートを作りやすい素材であることも割り箸のポイントです。
材料:ダンボールのポイント
子どもたちに取って最も馴染み深い工作材料であるため、ダンボールで最初の作品を作ったという場合も多いようです。
厚みがありしっかりとした素材でありながら扱いやすい材料です。
材料:工作用紙のポイント
百均でも手に入りやすくなった工作用紙を使ってコースを作るのもおすすめ。
ビー玉やパチンコ玉が転がるルートを一定の幅で作る必要があるため、マス目が入った素材は使いやすいと言えます。
材料:木材・釘・糸のポイント
ダンボールなどを使う場合に比べてコース作りが自由自在に出来る点が魅力です。
立体的な動きを出すことは難しいですが、その分平面上に複雑なコースを描くことができます。
スゴイ!ピタゴラスイッチ装置(ビー玉転がし)
海の世界をピタゴラスイッチ装置(ビー玉転がし)で再現!
ピタゴラスイッチ装置(ビー玉転がし)に設定を加えたパターンも最近増えている楽しみ方のひとつです。
夏に集めたものでピタゴラスイッチ装置(ビー玉転がし)を作るアイデア
夏休みに集めたもの、食べたものを使ってコラージュ作品風に仕上げるアイデアも◎。
とにかく巨大なものを作ってみる!
同じ構造の装置でも大きさが変わると面白さも、動きから受ける印象も違うもの。
子どもが全身で遊べるサイズを一緒に作ってみるのも素敵です。
ピタゴラスイッチ装置(ビー玉転がし)の構造パターン
互い違いにV字に組んだコースを転がす
カタカタカタと音をたてて、V字につけた洗濯バサミをビー玉が走る様子が面白いパーツ。
コースに変化が出て、ボールが走るスピードも他の部分とは変わるため組み込むことでとても面白いコースを作ることができます。
ペットボトルの蓋を使って多彩なコースを演出
まっすぐなルートを走らせるだけでなく、ペットボトルの蓋などを使って、ビー玉やパチンコ玉の速さや入る角度によってコースが変わるエリアを組み込むのもおすすめ。
ペットボトルの口を回転するコースにワクワク
ペットボトルの口の部分のすり鉢状のパーツを使って作るパターン。ビー玉やパチンコ玉がくるくると回転してポトリと落ちる様子に子どもたちが大喜びします。
階段を降りてくコース作成もおすすめ
こちらはアート作品の例にはなりますが、階段状のコースもおすすめのパターンのひとつ。
サランラップの芯を中心にして放射状に爪楊枝をさすなどの方法で似た構造を作ることができます。
ピタゴラスイッチ装置(ビー玉転がし)のおすすめ書籍とグッズ
親子で作り始めると、親のほうが夢中になってしまうことも多いもの。親子で夢中になる! そんな時間をくれる自由研究テーマです。
[…] […]