「知識ゼロからの中学受験」編集部のOです。小学3年生と小学5年生の姉妹のいる我が家も少しずつ中学受験モードに入ってきました。というわけで、本当に知識ゼロからの中学受験の記録を不定期でお届けします。
どうやら、新小5になるときには「小5の壁」があるらしい。
なんとなくは知っていましたが、中に入るとこの壁の厚さを実感します。今の状況を思えば、テストの解答をこっそり写していた頃などは素朴なものでした。
体験談 新小5の壁 我が家の場合
まずは我が家でこれまで最強の親子喧嘩が起こり、「『塾の先生にもう辞めます!』と連絡します!」と、親が啖呵を切りながら、苦しくてツイッターに連投していたものをご覧ください。
小4から小5になって勉強量は3倍、時間は2倍、スピードも3倍
読んでいただく前の予備知識として後に塾の先生にも言われた3点をお伝えしておきます。
- 小4から小5になって勉強量は3倍、時間は2倍、スピードも3倍ぐらいの体感を新小5の時点では感じているということ
- それなのに我が家では、習い事のボリュームも同様に増加しており、子供がくたくたになっている状況をまずは認識する必要があるということ
- 自分の子どもが勉強していなくても同学年のお子さんたちは全力で勉強しており、成績が落ちていくのは当たり前だということ
大変恥ずかしいものですが、やはり私自信に子供の状況への知識がもっとあれば、こんなことにはならなかったと感じています。
体験談/小5の壁?10歳の壁?退塾検討で塾に退会の連絡をしたらどんな反応?
「小5の壁」を感じる親子のやり合いがあったのは小4の3月。小4の2月から始まった新小5コースの授業がはじまってしばらくたってから。
退会検討-1
怒っている最中に、
「そんなんだったらもう辞めなさい」
「辞めない」
の応酬の後、だんまり数時間。私が耐えられずサピックスに「辞めます」と電話をした
事務の人、冷静に
「いつから辞めたいですか?」
「正式には、講師と一度話していただいて退会となります」
-つづく— 知識ゼロからの中学受験からのヨレヨレ日記 (@kidsedujapan1) March 24, 2019
退会検討-2
サピックスに退会連絡をしたのは昼間
当日は授業があり、電話した後ひと段落して娘は授業へ
授業後、何事もなかったように娘から「バレエのレッスンに行きたい。ごめんなさい。連れて行ってください」と電話があり、連れて行っている途中に、サピックスの講師の方から連絡が
— 知識ゼロからの中学受験からのヨレヨレ日記 (@kidsedujapan1) March 25, 2019
体験談/退会の相談に対して塾の先生は?
塾に退会の連絡をした後、しばらくして講師の方からお電話がありました。
退会検討-3
サピックスに退会について連絡した後の講師の方の電話は、
「何かありましたか?」
という冷静な会話から。こちらも時系列で状況を話す。
一緒に勉強をしていて突然黙る。
数時間。途中、何を問いかけても反応しない。
「そんなんだったらやめなさい」
「やめない」の応酬
— 知識ゼロからの中学受験からのヨレヨレ日記 (@kidsedujapan1) March 25, 2019
退会検討-4
話していて、退会するべきかどうかわからなくなる
「組み分けテストの結果を見ると、ちょっと失敗したポイントはありますが、じっくりやれていますね」
「サピックス内の偏差値はかなり高いので、ここから丁寧にやっていくくとと、習い事と折り合いをつける必要はありますね」
— 知識ゼロからの中学受験からのヨレヨレ日記 (@kidsedujapan1) March 25, 2019
退会検討-5
全体にはもう少し様子を見ながら習い事を調整してはどうでしょうか?ということとと、「ご存知かもしれませんが、
今、新小5のクラスは募集を中止しておりまして、
たくさんの方にお待ちいただいているので、
一度退会すると戻っていただける可能性が
限りなく少なくなります」— 知識ゼロからの中学受験からのヨレヨレ日記 (@kidsedujapan1) March 25, 2019
退会検討-6
このあたりで、
娘も辞めたくない、
親も辞めさせたいわけではない
もう一度検討します。
と、なる。一体何をやっているんだろう。
「具体的にどこを目指しているんですか?」
と聞かれたことも大きかった。
具体的に名前をあげると、
— 知識ゼロからの中学受験からのヨレヨレ日記 (@kidsedujapan1) March 25, 2019
退会検討-7
娘が目指している学校と習い事と並行はかなり厳しい。と、ストレートに。
言ってもらったことはよかった。また、具体的にまずここまでクラスを上げよう。
ということまでイメージできたのは良かった。
正直、あまり冷静ではないなと、自分でも思う。
-ここまで https://t.co/E52dCQMNsX
— 知識ゼロからの中学受験からのヨレヨレ日記 (@kidsedujapan1) March 25, 2019
体験談/一旦の結論 親子で全力で夏まで走る
港区にある学習塾「三田学園」の公式サイトには、小5の壁を乗り越えるときに問い直すこととして、以下のようなものが掲載されています。
どうしたら、小5の壁をすんなり超えられるか?
勉強よりも、習い事という名の娯楽を優先してこなかったか?
勉強よりも、体験や経験という名の娯楽を優先してこなかったか?
勉強よりも、家族行事や帰省という名の娯楽を優先してこなかったか?
勉強よりも、ご褒美という名の娯楽を優先してこなかったか?まだ幼いからと、甘やかさなかったか?
まだ幼いからと、先送りしなかったか?みんなもそうだからと、必要のないものまで買い与えなかったか?
みんなもそうだからと、怠惰な生活を許してこなかったか
素直に、すべてが当てはまる。
そう感じています。
このツイートから数週間。少し冷静に。そして本格的に調整をはじめました。
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