「知識ゼロからの中学受験」編集部のOです。小学2年生と小学4年生の姉妹のいる我が家も少しずつ中学受験モードに入ってきました。というわけで、本当に知識ゼロからの中学受験の記録を記録します。
今一番の悩みは、どうしたら年内最後のマンスリーで3クラスあげられるか? ということ。
なぜ3クラスかというと、今通っている校舎でのクラスアップは3クラスアップが最大のためです。
また、2月からの5年生コースのスタートを前にそろそろクラスどりが大切な時期に入ってきたなと感じているためです。
クラスアップするための戦略がなぜ大事か?
子どものテストの成績に戦略なんて大げさすぎない? と最初は考えていたのですが、最近では戦略をもって効率よく上げていかないと子どものストレスが大きいと感じるようになりました。
サピックスに通いはじめて10ヶ月。入塾して数ヶ月はやみくもにテキストに取り組んでいました。
テキストすべてに手をつければ成績が上がるにちがいないと思っていたのです。
しかし、親子で時間を使っても使っても成績は入塾したときをピークに落ちていくばかり。
子どものテンションは下がるばかり。
少しずつ、サピックスの保護者会はもちろん、周囲の先輩たちからも「基礎が大事」「基礎が大事」といわれることが身にしみてきました。
また、難しい問題に手を付けるよりも、必要な基礎を選んでやっていくことの重要性を強く感じるようになりました。
模試の戦略を立てる練習という意味もありそうです。
我が家の身の丈の目標は「4教科それぞれで偏差値55を超える」こと
これが我が家にとってみのたけにあった目標です。
算数の戦略
サピックスのマンスリーテストは最初の計算問題も、最後の実力問題も1問の配点があまり変わらず5点前後。
難しい問題にむやみに時間を使うより、前半をきっちりとっていくことで、しっかり点数をとれます。
これまでマンスリーまでにテキストは2回取り組んできましたが、1回1回の理解を深めて、3回まわしていきたいところです。
問題点は、緊張したり前日に怒られたりするとテストの成績が下がるところ
国語の戦略
長文読解は毎週2時間の長文読解を丁寧にやりながら、マンスリーでは後回しにしてやってこなかった漢字と言葉ナビを今回は仕上げます。
よくよく配点を見ていたら、漢字と言葉ナビの配点も長文読解の記号問題も配点に違いがなかったので、まずはここに手を入れていきます。
理科・社会の戦略
理科と社会はこれまで毎日の音読と週1回のテキストの問題に取り組む時間を中心に学習していましたが、側で見ていると、何となく音読をしている様子が見られます。
テキストの書き込み問題を作成して、書き込みながら、書いて書いて書きまくるように提案予定。
模試の作戦をたてよう!
模試であっても取りたい点数をとるための戦略をもって、親子で一緒に取り組んでいきたいと、最近考えています。
戦略(せんりゃく、英: Strategy)は、一般的には特定の目的を達成するために、長期的視野と複合思考で力や資源を総合的に運用する技術・応用科学である
一緒に考えないと、ママが言うとおりにやればいいんでしょ。となって効果も半減。
模試が終わった後に、自分で採点をする時間を持つようになって子どもの模試への気持ちは変わってきました。
この1問があっていれば、1クラス落ちることはなかったのに! と、自分で悔しさを感じることで、配点の重要性や、問題の並び順をどうクリアして解くべき問題を選んでいくのか? といったあたりにも気持ちが向かっていくようです。