「知識ゼロからの中学受験」編集部のO(@kidsedujapan1)です。夏休みや冬休み、春休みなどに小学校で子どもに出される絵日記。読書感想文や自由研究などに比べて取り組んでもコンクールに出されることはほとんどなく、担任の先生がコメントを書いて子どもに戻すということが多い宿題です。
4年生の絵日記は文章を書く部分はマス目ではなく、600字前後の長い文章がかける用紙が配布されることが多くなっています。
どんな絵日記を書いているの? 小学4年生の絵日記の例をご紹介します。
ホエールウォッチングについて小学4年生の絵日記
題名:音で場所がわかるなんてすごいねマッコウクジラ
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わたしは、マッコウクジラを見るために知床半島の太平洋側の羅臼の海に行きました。
朝8時30分に羅臼港を出たときにはきりが出ていて、遠くの方は何も見えませんでしたが、近くにいたワシは見えました。けれどもクジラがなかなか見つからないので、船長がマイクを海底にしずめて、海底にいるクジラが出すクラック音をさぐっていると、マッコウクジラのクラック音が聞こえてきました。
30分ぐらいすると、クラック音が聞こえなくなり、マッコウクジラがしおをふいているところが遠くに見えました。
その潮に向かって船長がいそいで船を走らせてくれます。
すると船と同じぐらいの大きさのマッコウクジラが見えました。
その後水面でしおをはきながら息をしていました。
わたしは船の高いところからそれをみていました。
7分ぐらいたつと、大きく水面の上にひれを出してからまっすぐ海底にもぐっていきました。
またいつか北海道に行くとしたら、もっといろいろな生き物が見られたらいいと思います。
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湖のマリモついて小学4年生の絵日記
阿寒湖で遊覧船に乗り、マリモ展示センターのマリモを見ました。
マリモの本を読んで阿寒湖のマリモはみんなまん丸なことは知っていましたが、直径二十五センチメートルもある大変きちょうな巨大マリモも真ん丸なことは知らなかったのでおどろきました。
その上、マリモ展示センターにはマリモがいっぱいいたのに、阿寒湖には見る限りマリモはいませんでした。遊覧船では行けない阿寒湖の一番奥にあるチュウルイ湾やキネタンペ湾の湖底にだけいるのだそうです。
題名:びっくり!マリモは阿寒湖の全体にいるわけではない!
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マリモはなぜチュウルイ湾やキネタンペ湾にしかいないのでしょうか。
帰ってマリモの本を読みました。
マリモは「ひかく的低い水温を好み」、光合成をするので「日光が当たって」「水の流れがある」場所にいるのだそうです。
マリモが育てるのはチュウルイ湾とキネタンペ湾だけなのかもしれません。
大人になったら、チュウルイ湾やキネタンペ湾に行って、湖の中にいるマリモを見てみたいです。
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習い事のオーディションについて小学4年生の絵日記
題名:くやしかったオーディション
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「くるみわり人形」の2次オーディションに行きました。
会場についたときは、ふりつけをおぼえられるか心配でした。オーディションでは先生のお手本をその場でおぼえて4回練習しました。たのしい曲でした。
わたしはできるかぎりがんばってみましたが、受かりませんでした。すごくくやしかったです。
オーディションが終わった次の日に、先生に報告にいきました。そうしたら先生が、
「あなたが自信が持てないことを神様が教えてくださったんじゃないの」と
教えてくれました。
その日わたしは、バーレッスンで先頭にいきました。
来年までに自信をもって笑顔でえんぎができるようにがんばっていきたいです。
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みんなどんな絵日記を書いているの?気になる絵日記をピックアップ!
ソーラン節をテーマにした絵日記
踊る楽しさが一言で表現されています。
小4の絵日記出てきたんだけど先生絶対笑ったとこに傍線付けたでしょ pic.twitter.com/QUOy5zQKVs
— ぴね(*´`) (@yusodium0X) 2018年7月27日
絵にも全力投球をした絵日記
中学年になり絵の個性や特長、頑張りにも特長がでてくる絵日記。
妹の絵日記やってあげた (※小4)
海と夜空 金賞間違えなし pic.twitter.com/cr7xMtI1M7 — K e i (@_xxxibgdrgn_1) 2017年8月29日
冬休みの宿題の絵日記をカブラペンでペン入れする小4。一味違う。 pic.twitter.com/TiwIRaRMx3
— 木村直巳@銭形平次執筆中 (@KNaomipro) 2017年1月8日
丁寧に取り組んだ絵日記
絵も文も自分なりに丁寧に取り組むところを親として嬉しく感じほめてあげたい絵日記。
冬休みを迎えた小4娘から学期末のご挨拶。「パパぁ、わたし、今年一年、がんばったょお!パパぁ、わたしの宿題と絵日記を見てくれる?」と学校に置いてあったものを初めて見せられたけど、すっかり感心してしまったわ💗「小野ママ」って遊んでいる場合じゃないわねぇー💘 pic.twitter.com/79tYhGDOAX
— 水道橋博士(小野正芳) (@s_hakase) 2016年12月23日
コンサートをテーマにした絵日記
自分なりの
小4頃かな?笑
ツッコミどころ満載すぎてわろた😂
絵日記のぼかしてあるところは名前が書いてあったので隠しました☜ pic.twitter.com/Q1EcugeQvC— し-ちょん. (@FANKS_cyon) 2015年2月22日
絵日記の書き方を学べる書籍!
具体的な絵日記の書き方がわかる本。まずはちびまる子ちゃんの作文教室からがおすすめです。
小学生のうちに文章力をつけていくために必要なことは?
最後に本記事とは直接関係ない宣伝となりますが、小学校の低学年の方、及び現在、中学受験真っ只中の方向けの話です。
中学受験、特に難関校や公立中高一貫校の適正検査では国語に限らず社会や理科、算数などあらゆる強化で「自分の考えたことや経験を言葉にする力」が求められます。
この傾向は大学入試改革の影響をうけどんどん進むと考えられています。
最近の大学入試は、通常の学力試験である一般入試、AO入試、指定校入試の大きく分けて三種類があり、一般入試は減少しAO入試が増加傾向です。
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そして、AO入試の合否を分けるのが「自分の経験をもとに、大学での学びを具体的に表現する力」です。これは日本だけではなく、海外大学での入試ではさらに重視されるようになります。
自分を文章で表現する力は、日々の修練が非常に重要になります。学校や塾でやってくれるのだろうと、のんびりかまえていると、学力があっても合格できないというケースも出てきます。小学校時代に楽しみながら書く力をつけておくと、一生ものの力になります。そんなときにおすすめなのが、齋藤孝先生が監修する作文教材「ブンブンどりむ」です。
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無料体験キットは1週間もしないで手元に届くので、かわいいキャラクターがナビゲータとなって漫画で解説をしながら文章力をつける教材をぜひ親子で体験してみてくださいね。
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