中学入試、中学受験の直前期に悩むのが小学校を休むかどうか? ということ。小6になってママ友同志で集まるとよくこの話題が出ました。
我が家は冬休み明けからお休みする決断をしましたが、巷では小学校を休んだ子ほど志望校に合格しないというジンクスも耳にします。どちらの決断をするにしても、決断はトレードオフ! それぞれいいところがあり、わるいところがあります。中学受験界のカリスマたちのアドバイスや公開されているアンケート結果などをまとめました。

学校を休むことについてのアンケートをまずはチェック!

テラコヤプラスbyAmebaが行った『小学校を休ませるのはあり?中学受験の本音を保護者500人にアンケート』によると「中学受験のために小学校を欠席させることについて」という項目では、「賛成」「どちらかといえば賛成」が「反対」「どちらかといえば反対」をわずかに上回る結果になりました。

アンケートの対象は小学4年生から小学6年生の子どもがいる人なので、これが小学6年生の子どもがいる人だけであったり、小学4年生の子どもがいる人だけであればもっと違った結果になったかもしれません。

とはいえ、この記事を読んでくださっているあなたは、このデータを見て「うちの子のことを知らない、ママパパに『休むべき』もしくは『休まないべき』と言われてもどうにも判断しようがないな」という気持ちにはならなかったでしょうか? 私はなりました。

家庭ごとに中学受験の意味も目的も、そのときの子どもの状況も成績も違います。家庭の様子を一番よく知っている親と子ども以上にこの問題によりよい結論を出せる人はいないでしょう。

休む結論であれ、休まない結論であれそれを親子でしたら、そこから全力投球しようという気持ちで臨むというのでよいのではないかなと思います。

中学受験前に「小学校を休むことにどちらかといえば賛成」という意見

テラコヤプラスbyAmeba ではそれぞれの場合についてのコメントも発表されていました。

  • 受験シーズンはインフルエンザなどの流行期ですし、体調管理の意味でも、ある程度の期間学校を休むのは賛成(女性・40代前半・中学受験していない)
  • 目標があるのだからそのために小学校を休むのは正当な理由だと思います(男性・30代前半・中学受験していない)
  • 子どもが受験のために、勉強を頑張って来たと思うので、多少はよいと思います(女性・40代後半・中学受験した)

中学受験前に「小学校を休むことにどちらかといえば反対」という意見

  • 残り少ない小学校生活なのに、思い出作りの機会を失いかねない(女性・40代後半・中学受験していない)
  • 学校は学力をつける以外の社会性・協調性といった将来的に大切なことを学ぶ場だから(40代後半・女性・中学受験した)
  • 受験当日はともかく、学校を休んでも勉強しないと受からないのであれば入ったところでついていけないと思うから(男性・40代後半・中学受験した)

中学入試前に休むか休まないかは条件次第という意見

テラコヤプラスbyAmeba のアンケートにはありませんでしたが、「インフルエンザや新型コロナウィルスの流行次第」などの条件次第では積極的に休んでもよいのではないか? という声もツイッターなどではありました。

これもとても妥当な検討のポイントだと思います。

ちなみに我が家は、小6の冬休み明けから小学校をお休みしましたが、直前期の埼玉千葉の1月受験の時期に40度を超える高熱に子どもがかかり1週間まったく勉強ができない時期がありました。

このような状況になるのかならないのかは、だれにもわかりませんが、体調管理は本当に大切なことだということは骨身にしみました。

中学受験前の小6は休むならいつから休む?

入試直前期の休むポイントはいくつか考えられます。周囲のママ友5人に「どうした?」と聞いてみました。

■12月の冬休みが始まる前から 1人
■12月の冬休みから 1人
■入試直前の2週間前 1人
■入試直前の1週間前 1人
■試験日以外は休まない 1人

たった5人のデータなので、何の統計データにもなりませんが、ママ友の誰一人として「えー! そんな時期から休んだの! それはダメじゃない!」という反応はしませんでした。

お互いにそれぞれの決断に理由があり、それぞれの決断にその人なりの苦悩があったことは十分に承知しています。

あっそうなんだね。入試前まではそれでどうだった?」という反応で、それぞれの決断の結果をどう考えているかをおしゃべりし合って、お互いの健闘をたたえて涙と笑いで何時間でもおしゃべりができました。

【体験談&口コミ】12月の冬休みが始まる前から入試まで休んだケース

「とにかくインフルエンザとコロナウィルスがこわかったから冬休みがはじまる1週間前にほとんどの学校行事が終わったタイミングから入試が終わるまでお休みをさせたよ」

「塾は行ったり、行かないでオンラインにしたりその日によって調整したよ。休み期間が長くなるから、朝起きる時間や夜寝る時間はかなり意識していたかな。みんなが学校に行っている時間でだれにも会わない時間を選んで、具体的には13時から14時ぐらいに親子で毎日散歩に行ったよ。お休みをさせるのがいいのか悪いのかわからないけれど、また同じ決断をすると思う」

【体験談&口コミ】 12月の冬休みから中学入試終了まで休んだケース

「コロナ禍で夫婦で自宅勤務になったことで12月の冬休みから入試までお休みをしたよ。学校のお友達もそうするって言うからと本人が休んで勉強したいといったことも理由だよ。だけど実際には子供が言うほどお友達はお休みしなかったみたい」

「小6の夏休み以降は記憶がないぐらいとにかく勉強量を増やしていったから、あまり記憶がないけれど、塾から帰ったらその日の問題をコピーして何度も何度も挑戦していた。とにかくこの期間に『学校を休んでまでやるんだ。そこまでしても絶対に勝ち取りたいんだ!』と家族で何度も話をしたよ」

【体験談&口コミ】 入試直前の2週間前から中学入試まで休んだケース

「冬休みが明けるとどんどん学校を休む子が増えていって、そろそろ休んで準備をしたいと子どもが言いだして休んで調整をはじめたよ。ちょうどこの時期に体調を崩したことがきっかけにもなったよ」

「ギリギリまで行かせようと思っていたから、休んでいる間は1日3食子どもと一緒にご飯を食べたり、親のほうもお昼寝したりすることができなくて、ものすごく緊張した時間だったよ」

【体験談&口コミ】 入試直前の1週間前から中学入試まで休んだケース

「直前に学校で風邪がうつると怖いから1週間前には最低でも休みに入ろうということは決めていたよ。直前の1週間は学校を休んでも勉強が手につかないように緊張した様子を子どもが見せることもあった」

「放っておくと受験のプレッシャーから逃げたくなる様子もみられたので、とにかく塾の自習室が開く時間には塾に行かせて勉強させるようにしたよ。塾に行って学校を休むのってどうなの? という人もいるかもしれないけれど、人生の勝負の1週間前になると誰に何かを言われるとかもうどうでもよくなるよね」

【体験談&口コミ】 試験日以外は休まないケース

「試験日以外は学校はお休みしなかったよ。よく頑張ったなって思う。休みたいと子どもがもらすこともあったけれど、『決まってる通りに丁寧に過ごそう』って声をかけたよ」

「1月の学校の宿題だけははじめて親が手伝ったよ。学校は休んでいないけれど、上履きを週末に洗うとかお手伝いとかそういうことは12月の始めぐらいから兄弟が分担して受験生にはさせないようにしていたよ」

「弟や妹のときに同じようにするかはわからない。子どもにもよるよね。ただ直前期に体調を崩した話を聞くと、そういうことがおきなかったのがラッキーでしかないという気持ちにはなる」

入試前に学校を休むときに大変なこと

●規則正しい生活をさせること
●気分転換を子どもがする時間を持たせること
●給食がないので食事の世話が大変

入試前に学校を休まないと親が大変なこと

●健康管理
●学校での風邪やインフルエンザ、新型コロナウィルスの感染
●勉強時間が足りないという子どものあせりのフォロー

中学受験で入試直前に休む時に手続きどうした?

風邪や忌引き以外で長期間学校を休む時には手続きが必要なのでしょうか? これについても5人のママ友で話しました。

■中学受験のために休むと手紙を親から提出した 2人
■1日おきに毎日休みますと連絡帳を提出していたら後半は小学校の方から受験までお休みしますか? と聞かれた 2人
■1週間の休みなので体調がわるいことにした 1人
■1日も休まなかった 1人

こちらもわずか5人の例なのですが、きちんと早めに休むことを決めて連絡した人、いろいろ悩みながら学校と調整しながら2週間から3週間休むことにした人とさまざまでした。

最後にチェック! 識者の意見「中学入試で学校を休むのってどうなの?」

萩生田光一文部科学相 「のぞましくない」

「実は、昨年度末、特に小学生で私立の中学受験を準備しているご家庭のお子さんなどが、新型コロナ感染の恐れを理由に一斉に休まれてしまったという話を、学校の校長先生たちから相談されました。合理的な理由が見つからず、望ましくないということでした。しかし、もう雪崩を打つようにみなさんが一斉に休んで、受験準備に没頭してるような状況は本来、義務教委のあり方として望ましくないと思っていますので、あらためて自治体にしっかり通知を出したいと思っています」

「中学受験で学校を長期欠席」タブーに触れた文科相に親たち困惑 「望ましくない」と言われても…

中学受験専門塾スタジオキャンパス代表 矢野 耕平先生 「なしに決まっている」

あえて小学校を休んでまで受験勉強をすることはやめてほしい。いままでのわたしの経験上、小学校を休んだその時間を受験勉強に充て、「他人に差をつけたはず」の子が、中学受験で良い結果を残すことはあまりないのだ。子が中学受験で志望校の合格を果たすためには、緊張感漂う試験会場の中で、次から次へと登場する難問をひとりで解決しなくてはいけない。そこでは、子どもが持つ本来の学力を最大限に引き出すだけの「高揚感」が不可欠だ。「高揚感」を抱く――。少し奇異な表現に感じられるかもしれないが、換言すると心を高く「飛翔させる」状態である。

1月に学校を休む中学受験生は「落ちる」

いろいろな意見があるけれど 親子の決断は中学受験では終わらない

我が家は冬休み明けから中学入試前の自主的なお休みに入りました。親子で、夫婦でいろいろ話して相談した結果です。本当にどちらがいいのか、どうするのがいいのか正解はないと思いますし、この決断がこのときだけで終わらないのが親子関係だなと感じます。

親が子供の人生に大きくかかわったことには、中学受験で第一志望に合格したらいいとか、第二志望だから悪いとかそういうことを超えてその後もこの時選んだことを一緒に引き受けていくようなところがあるなと思います。

親だから、親の決断だから正しい? 

その意味では、親がこうでなければいけない、一般的にこうだからこうでなければいけないというよりも、たとえ未成年であっても子供なりに決断できる情報や条件は折に触れて伝えながら決断を応援していくような方向が最終的にはやはりよいのかもしれないと我が家については思っています。

この記事を読んでくださったあなたのご家族が、よりよい決断ができたと最終的に思えるように応援しています。

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