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【鷗友の学校説明会のポイント】
3日1回の席替え、とにかくハキハキ元気!
英語はオールイングリッシュ授業 中学は日本語による文法は少なく、文法の多くは高校から!
✅洗足や豊島岡と似た印象があったが、より素朴で生徒主導な印象
✅高等女学校の卒業生が後輩女子のために作った学校
園芸、聖書の授業もあるがミッションスクールではない

とにかく「えっ!」というびっくりポイントの多い学校!
個人的な感想と印象です。ぜひご自身で学校に足を運び、
塾や家庭教師、個別指導の先生とご相談ください。
記事の内容はそんなときの会話の糸口になったらうれしいです。

過去問「鷗友学園」

まずはの鷗友学園の塾別偏差値比較と合格者数

入試日は2日設定! 2日合計で400人越えの志願者数。そのうち300人前後が2日併願をしており、「第一志望」ととらえる学校です。

サピックス四谷大塚早稲アカ日能研啓進塾首都圏模試
偏差値
合格者数

また、2日併願者の2日目の合格平均点は、通常の合格平均点を数十点上回り、中学受験は2回受験をすると半分は入れ替わる! と言われる恐ろしさを感じる学校でもあります。

第一志望であるならば、まずは2回受験を検討したい学校です。

ちなみにサピックス偏差値35の55での進学先

鷗友学園の大学進学実績とは?

東大を含める国公立、早慶上智に半数以上が進学します。

高等女学校の先生や卒業生が女の子も男の子と同じ教科書を使って勉強すれば同じ成果や幸せが手に入る! と設立

100年超の歴史ある女子校の例にたがわず、鷗友も男子と同じだけの学力を女子に! という熱い思いから東京府立第一高等女学校の同窓会が東京府立第一高等女学校校長のだった市川源三を初代校長としてスタートした学校です。

高等女学校の同窓会が、女性にも男性と同じ教育を! と設立した学校は全国にほかにもう1校だけだそうです。

男の子と同じ教科書を使って女の子も勉強したら同じ未来がつかめるはず!」というフレーズにはぐっとくるものがありました。

女子校の学校説明会の最初がこのコメントでスタートしないことはまずありません。聞くたびに今と昔は変わっているのだろうか? 変わっているけれど、まだまだ女の子には男の子と同じだけのチャンスが与えられているとはいえないという気持ちが新たになります。

過去問「鷗友学園」

キリスト教学校ではないものの聖書の授業が行われ園芸の授業も必修に

市川源三のあと校長になったのが、石川志づです。津田梅子に指示し英語を教えていた石川志づは戦時「中工場で働く生徒のもとで英語の授業を行ったと言われ、その授業を後に生徒たちが、私たちの乾き切った心に空から天使が降りてきた」と表現したと言われています。

石川志づは敬虔なクリスチャンで、そのためもあり鷗友はキリスト教学校ではありませんが、中学では今も聖書の授業がおこなわれています。

園芸の授業は中1で週2回、高一で週1行われるのも特徴です。

中1からオールイングリッシュで行う英語授業

中1からオールイングリッシュで行われる英語の授業では日本の学校でよく行われる文法は取り扱われません。授業は、和訳はしないでください英語で理解してくださいと伝えて、文法は高校に入ってから初めて本格的にはじめます。

外部試験も中学では受けず高校からはじまります。文法が問われる模試の前に生徒たちが「英語の試験になんで和訳必要なの?」「日本だから英語の文法が必要よ」といったやりとりが行われるように、生徒も

過去問「鷗友学園」

検証実験を多く取り入れた理科の授業

「斜面を転がらないように空き缶を転がす」、「未知なる白い粉の成分をチームで突き止める」、「カエルの解剖のテーマを決めて解剖方法を決める」などテーマについて生徒たちが仮説検証実験を行うなどのプログラムが充実しています。

3日に一度の席替え、高1の進級式は自分たちで部屋割り

鷗友の特徴の一つが「3日に一回の席替え」です。頻回な席替えにより学校の取り組みが「〇〇ちゃんとやりたい」から、「〇〇がやりたい」へと変わっていきます。

また、高校の進学式直後に箱根で行われます。クラスで自己紹介をしあったあと、部屋割りを自分たちで決めて過ごします。

中学から高校に上がることで任される内容も量も増えていくことを感じるタイミングです。

過去問「鷗友学園」

入学してからの勉強は1~2時間

家庭学習は宿題や授業の復習予習を毎日1~2時間。100点のうち60を取ると親はどうしても出来ていない40点に注目をしてしまいがちですが、まずはできた60点をほめてほしい。

女の子は個々が自分の居場所ではない、大切にされていないと感じるとパフォーマンスが落ちやすい。家庭でもそのことはこころに留めてほしい。

鷗友の学びは最高の素材を使ってつくる幕の内弁当

そんな鷗友の学びをたとえて「最高の素材で作る『幕の内弁当』」というたとえが使われていました。

英語や数学、芸術や園芸、部活動や委員会活動、友人とのおしゃべり、運動会や学園祭、修学旅行などの校外活動、3日に一度の席替えやアサーション・トレーニング、卒業生とお話をする会などのすべて学内プログラムが、学習者中心主義のもの常にヴァージョンアップされるプログラムとして生徒の成長を育みます。

鷗友の合格に近い塾・合格しやすい塾は?

鷗友の出題は記述式の問題が多く出されます。難問奇問は少なく、「〇〇について〇〇を踏まえて答えよ」という問いかけの記述です。

「○○を踏まえて」という部分で記述すべき要素を提示しているので、その要素があれば加点していく採点方法です。

解答だけを見るのではなく、記述にしているのは「人間はみんないろいろな形の三角形だけれど、それを自分で少しずつ丸に近づけていくのが人間だ」というような説明がありました。

「計算ミスも実力のうちだとは考えない」というコメントもあったので、できる限り言葉での説明もそえられるとよさそうです。

45分で理科と社会を時間配分をして解答するので、得意なものは高く、苦手なものは失点を防ぐつもりで、加点を心の拠り所に挑戦してほしいということでした。

併願校は桜蔭女子学院など。2日の入試日の同時出願は400人前後。2回目を受験するチャレンジ受験の生徒の合格者平均点は、通常の合格者ほど50点ほど点数が高いこともあるということで、鷗友を熱望する受験者が2回受験することで入試問題へチューニングを合わせて合格を勝ち取っていることが感じられます。

とにかく「えっ!」というびっくりポイントの多い学校!
個人的な感想と印象です。ぜひご自身で学校に足を運び、
塾や家庭教師、個別指導の先生とご相談ください。
記事の内容はそんなときの会話の糸口になったらうれしいです。

中学受験塾に行きながら受験勉強をするお家が多いと思いますが、学校の入試問題を実際に解いて詳しく分析してくれるのが、SS-1の志望校到達度カウンセリングです。

計算ミスや、問題用紙への書き込みも含めて、細かく見てくれるで、無料カウンセリングも含めて挑戦してみるのもおすすめです。

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23年度から新しくなった学校のため、どこの塾が良いなどを考えていく指標は少ないです。

一緒に対策を考えてくれる個別指導なども受験時には頼りになる存在です。個別指導の体験記を以下のリンク記事に詳しくまとめました。参考になるとうれしいです。

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【頌栄・学校説明会詳細レポ】大学合格までの学校生活は? 進学実績と偏差値も 

【頌栄の学校説明会のポイント】
✅海外宣教師ではなく日本人によるクリスチャンスクール
✅生徒の2割が帰国生 このボリュームの帰国生はなかなかない
✅理数系、文系に加えて芸術系にも進学。芸術系への進学が多いのは生徒のやりたいを伸ばした結果 そうなっている

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